夜勤者健診なんて意味ないと思う方へ

内容が乏しいので、その気持ちはわかります。

深夜業に分類される時間帯に仕事をする方であれば受けることになる健康診断の一つに夜勤者健診と言うものがあります。法律によって定められているものであり、6か月に一回の頻度で受けることが求められますので、この深夜業に従事している方は会社の健診を年に二度受けることになるでしょう。

しかしながらその内容は一般的に乏しいものであり、受ける意味について疑問を感じる人も多いものです。確かに内容は会社によって違いがあることも多いのですが、身体計測に視力聴力、あとは血圧と尿検査程度しか実施しないことも珍しくありません。採血や胸部X線写真の撮影などもありませんので、多くの場合問題の無い結果になります。深夜業を行っている方向けの特別な配慮があるわけではないのです。

その様な意味では確かにあまり意味のないことなのかもしれませんが、私は個人的には様々な点で価値のあるものだと思っています。それは以下の点ですね。

夜勤は配慮が必要な特殊な業務であるという位置づけ

夜勤は日常的に従事している人にとっては当たり前の日常かもしれませんが、結構心身への負担は大きなものです。その様な働き方であるという自覚を会社も本人も持つという意味において、法的な位置付けをするという点において意味を感じます。

健康管理は個人の問題、という感じで会社の責任を回避することが出来なくなるという意味でも重要な効果があります。夜勤に従事させるということによる心身の負担に対して会社の責任が存在しているということを示す根拠になるのだと思います。

一般的に行われている夜勤者健診の内容の軽さから意味を感じないと感じている人も多いようですが、法律上最低限の内容を明確にしているだけであり、それを行うことにより免責されるわけではありません。あくまでも健康管理の責任があるということを明確にしています。省略に関する注意喚起の通達が出ていましたので、平成30年からは少し内容も充実するかもしれませんね。

参照:来年から健康診断が変わるかも?

健康への意識付けのきっかけには有効

ある会社の話ですが、法律上深夜業健診を義務付けられているケースにおいて、しっかりと健診を受けないと業務に就かせないという仕組みを採用しているケースがありました。その会社は歩合制の仕事がありましたので受診率も上々で会社の健康管理にも有益であり、本人たちの意識も高まってきているという結果になったそうです。

夜勤者健診を受けることだけで何かが変わるわけではありませんが、それをきっかけとして意識を歯科k理と持つことが出来るのであれば有益だと思います。法律だからやるというのではなく、その仕組みの枠組みの中で健康を維持する一つのきっかけをつかめるようにすることが大切だと思いますよ。それだけで意味があるわけではないというのには概ね同意しますけどね。

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