あなたも実は対象者かも?深夜業健診、夜勤者健診ってやってますか?

深夜業健診って何?

そんなことをいう人もいます。日本では法律によって特定の業務についている人は通常の定期健康診断とは別に、六ヶ月に一度の特定業務従事者のための健康診断を受けないといけないことになっています。この代表例が夜間に仕事をする深夜業健診、または夜勤者健診とも言いますね。

年に一度の健康診断と言うけれど、自分は二回受けているという人の場合は深夜業などの特殊な業務を行っている方である場合があります。

深夜業健診とは

内容については定期健診と同じとなっているのですが、胸部X線検査など省略が許されている項目も多いため、かなーり軽い検査項目になっているのが一般的です。採血も胸部X線検査もない健康診断と言う形になっているのが一番多いです。

<2018年3月追記>

通達により、深夜業健診の省略についても医師の個別の判断が必要と言う仕組みの徹底が必要になっています。夜勤者だから簡単な内容で良いというのは誤りです。

そんな深夜業健診ですが、定期的に問い合わせがあります。それは「うちの従業員のケースは深夜業健診が必要ですか?」と言うもの。正直に言ってしまえば労働基準監督署に聞いて下さいなわけですが、そこはサービス業ですのでしっかりと対応しています。

じつはこの深夜業健診ですが、法律に書かれている文章を追いかけてみても誰が対象者になるのかは明確に書いてありません。

法律の抜粋は以下の通り。

(特定業務従事者の健康診断)
第四十五条 事業者は、第十三条第一項第二号に掲げる業務に常時従事する労働者に対し、当該業務への配置替えの際及び六月以内ごとに一回、定期に、第四十四条第一項各号に掲げる項目について医師による健康診断を行わなければならない。この場合において、同項第四号の項目については、一年以内ごとに一回、定期に、行えば足りるものとする。
2 前項の健康診断(定期のものに限る。)は、前回の健康診断において第四十四条第一項第六号から第九号まで及び第十一号に掲げる項目について健康診断を受けた者については、前項の規定にかかわらず、医師が必要でないと認めるときは、当該項目の全部又は一部を省略して行うことができる。
3 第四十四条第三項及び第四項の規定は、第一項の健康診断について準用する。この場合において、同条第四項中「一年間」とあるのは、「六月間」と読み替えるものとする。
4 第一項の健康診断(定期のものに限る。)の項目のうち第四十四条第一項第三号に掲げる項目(聴力の検査に限る。)は、前回の健康診断において当該項目について健康診断を受けた者又は四十五歳未満の者(三十五歳及び四十歳の者を除く。)については、第一項の規定にかかわらず、医師が適当と認める聴力(千ヘルツ又は四千ヘルツの音に係る聴力を除く。)の検査をもつて代えることができる。
こんな感じですが、明確には書いてありません。そんなわけで質問が来るのです。特定業務には様々な種類があるのですが、その一つが深夜業と言う位置づけになっています。

一般的な回答としては「常時雇用している従業員の内、常態として深夜業を週に一回以上、一か月に4回以上行っている場合」と案内をしています。じつはこれは通達と言って、後から法令解釈に関する情報を発信したものなのですが、昭和23年に出された通達みたいです。随分古い時代に決められたものなんですね。

ただ、これだけの情報を得たとしても、アルバイトで15分だけ深夜業になるとか、毎月ではなく繁忙期だけとか、様々な事情が出てくるのですね。そうなってくると医療機関としては何ともお返事が出来なくなります。この深夜業を行わない場合に注意をすることになるのは労働基準監督署ですので、質問をするならこちらがお勧めですよ。
あくまでも一般的な傾向ですが、定期健康診断から半年後に実施している会社が多いですね。2018年からは同じ内容の健康診断を半年ごとに行う会社さんも増えていますよ。

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