印象に残った言葉:何でインターネットが出来ないんですか?

新卒者の言葉です。

私もこのように感じた時期が確かにありました。とても不便なんですよね。特に調べ物がしにくく時間を必要としてしまいます。

実は私が今の職場に就職した2000年前半は、院内の全てのパソコンがデータベースとインターネットの両方に自由にアクセスすることが出来る状況でした。そしてその年にその環境が危ないのではないかという話になって物理的遮断の方針へと変わりました。

この決定を下すことが出来た経営者の判断は素晴らしいものがあると今でも思います。現場は不便になるという反対の大合唱だったのですが、情報漏洩のリスクを考えて速やかに遮断する決定を下せたのはさすがです。

それで今年の話になるのですが、新卒のある新入職員の言葉です。

何でインターネットが出来ないんですか?

私はこの言葉に「安全性確保のため」と返事をしました。ほぼすべてが厳重な管理を求められる健診機関の情報をインターネットに接続できる環境においておくことはリスク管理の観点からできないという話です。

とは言え、その新入社員は何か良い方法があるのではと思っているようで納得はしかねる感じでした。

しかしながらそのような考えを持つのは良いことだと思います。実際に今では個人情報管理系のマニュアルでも必ずしも物理的遮断を求めてはいません。論理的遮断でもOKというのが最近の流れです。

しかしながらその仕組みを理解して運用することが出来るスタッフがいないと責任が取れないんですよね。そういったスタッフに育ってくれることを遠くから期待しています。

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