大学生の健康診断① ~普通の健康診断~

大学によって個性はありますが・・。

一般的な大学では健康診断が行われています。これは法律によって定めがあるからなんですが、その法律というのが学校保健安全法と呼ばれるものです。ちょっと前までは学校保健法と言っていましたね。

実はそろそろ春の健診シーズンを前にする時期になっており、この学校保健法の適用範囲内を職場内で聞かれたんです。それで私は「学校保健安全法なんだから学校でしょう!」と返したんです。そしたら学校って言っても色々あるでしょうが、というのです。

そんなに気になるなら自分で調べればいいじゃないと思ったのですが、まぁ、私自身も知らなかったので調べてみました。そうしたら文部科学省のウェブサイトに以下のように書かれていましたよ。

一 法制定の趣旨

法は、児童、生徒、学生および幼児ならびに職員の健康の保持増進を図り、学校教育の円滑な実施とその成果の確保に資するため、健康診断、健康相談、伝染病の予防その他学校における保健管理に関し必要な事項を定めたものであること(法第一条)。

なお、法において「学校」とは、学校教育法(昭和二二年法律第二六号)第一条に規定する学校をいうものであること。

学校保健法および同法施行令等の施行について 抜粋>

こういうことをするから法律はわかりにくくなるのですが、このように書く理由はよくわかります。学校教育法に変更があれば連動して学校保健安全法にも変化が及ぶようにしてあるのです。

このような手法はプログラムにも用いられるものですが、人間の目で見るとても分かりにくいですよね。

ちなみに学校教育法の規定する学校とは以下のものでした。

第一章 総則

第一条 この法律で、学校とは、幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校とする。

<学校教育法 抜粋>

うーん、ごく普通の内容ですね。しかしながらここに大学の名前が入っていました。つまり大学生の健診というものは学校保健安全法に規定される健康診断なのです。

私の出身大学は総合大学ではないのですが、理系の学部もありましたので色々な薬品を使うことになります。健康診断では特殊健診の範疇に入る「有機溶剤」や「特定化学物質」も当たり前に扱われています。

実際には健診義務のない怪しい薬なんかもありました。享受曰く明らかに有毒でマジヤバイ薬なんかもありましたね。化学物質なんて何でもある程度は有害なものかもしれませんけどね。

当然大学生、大学院生なんかも実験で使うことになるでしょう。そんなわけで結局は一般的な会社なんかと同じだなと思っていたのです。

しかしながらこの学校保健法はいくら読んでも特殊健診にあたる部分の記述はないんですよね。そんなわけで気になったのが大学生の特殊健診の法的根拠です。

ちょっと長めになったので次回に続きます。

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