健康診断の結果はどのくらいの期間管理されるの?

一般的には法律で5年とされています。

ですが、私の職場ではこれまでの健診結果は廃棄されずにとってあります。パソコンが一般的に使用されるようになる前の時代の物はさすがに廃棄されているようでしたが、最も古いデータで1998年がありました。これはすごいことです。

しかしながら上記でも示したように法定管理期間は5年とされています。これは法律にも示されているものであり、医療機関は勿論ですが、一般企業における管理対象期間でもあります。これを過ぎた結果に関しては持っていなくても特に問題となることはありません。

とは言え、医療機関はサービス業ですので昔の結果を下さいなと言われたときのことを想定して対応できるようにしておくというのが一般的です。まぁ、それでも限界と言うものはありますけれどね。念のために取っておくという方針なのか、20年前の結果があるというのが中々にすごいことです。

これは会社で受けることになる一般的な健康診断の結果に関して法律が求める期間です。労働安全衛生規則第51条に詳しいことが書かれていますので参考にすると良いでしょう。誤解の内容に明確に書いておきますが、保管義務は一般的に健康診断を受けさせる企業側にあります。医療機関はそのようなニーズに対応できるように用意しておく方が望ましいという状況ではありますが、一度発行したあとの管理責任まで負うものではありません。

それでも結構あるんですよね、5年分の結果出して下さいという気軽な注文が・・・。ちゃんと管理できていない会社が結構多いということの表れなのだと思います。まだ担当者が管理されていない事実に気が付いて行動を起こすのであれば良い方です。全く管理されておらずに監督署の監査を受けて困るというケースが少なくありません。

そんなわけで医療機関側ではそれなりに長期間、健康診断の結果を管理する仕組みになっています。実は一般的な健康診断の管理義務は5年間ですが、特殊検診の中にはより長いものが少なくないからです。例えば特定化学物質の中には5年以上の保管を求めるものが少なくありません。化学物質を利用してから症状が出るまでの期間がかなり長く見込めれる病気の場合には5年で結果を破棄されては困ることもあるのです。

例えば石綿などは40年の結果の保管義務があるため非常に厄介です。害のある可能性がある環境で働いてから、実際に身体への影響が出るまでに長期間かかる場合にはこのような流れがどうしても必要になるのです。これに関しても保管義務が課せられているのは会社であり、医療機関ではありませんよと言う点にご留意くださいませ。

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