酷暑の際の健康診断の注意事項

暑い日が続きます。

私の住む地域も例外ではなく、毎日暑い日々が続きます。外回りをするスタッフは灼熱の環境の中苦しいお仕事をすることになりますが、様々な業界の中では恵まれている方でしょう。製造業の現場はもっと過酷なんだと、そう考えるようにしています。

そんな酷暑の影響は人間ドックや健康診断にも影響を及ぼしています。単純な健康診断ならそれほど問題になりませんが、胃を空にしなければならない検査である胃カメラや胃部X線検査を予定している方には結構深刻なり協があります。私たちがお送りする案内には前日から飲食現金と書かれていますので、夜間暑くて寝汗をかいても水分補給すらできないというのですから大変です。

そんなわけで結構問い合わせがあるらしいです。この暑いのに水を飲めないのはどうなんだ?的な話もあるとか。私は直接対応することはありませんが、言わんとしていることはごもっともですね。暑くて水分補給の大切さが訴えられる中、絶飲絶食をしろと言うのは健診業界の抱えるリスクのような気がします。

実際のところ水を飲むことによって健康診断や人間ドックにどのような影響が出るのでしょうか。ごく一般的には検査がしにくくなってしまうというのが大きな問題点として知られています。例えば胃カメラでは胃の内容物があると良く見えなくなってしまいますので検査が難しくなったり、見落としにつながったりします。デメリットが多く良い事はありません。

同じく胃部X線検査でも影響は似ています。胃に水分があると胃壁にバリウムがしっかりと付きませんので検査に支障を来すことになります。悪い影響が多く、メリットなど何もないというのが現実です。

そんな状況ではありますが、だからと言って水分は絶対に厳禁と言うことはできません。検査よりも命が大切ですので、命に危険が及ぶような案内をするわけにはいかないのです。そんなわけでなるべく熱さを感じるような環境を避けて頂く必要はありますが、もしも身体に異常を感じることがあれば水分補給はしてくださいという案内をしています。こう案内するほかないですよね。

健康診断にしても人間ドックにしても健康に生活を続けていくために行うものです。そのため、検査のために不要なリスクを負うのは本末転倒なのです。暑い毎日が続きますので、危険を感じるなら速やかに水分補給をしてください。検査はまた行えばよいのです。そんな案内をするように心がけています。

ただ補助金制度がね・・、こういった気持ちに寄り添ってくれないんですよね。

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