人間ドック学会の2018年の新基準でうちの先生が気にしていた点

人間ドック学会の基準は絶対ではないんです。

先日人間ドック学会から2018年の新基準が公表されたのは知っている人なら知っている事実です。私は実は4月になってから知ったのでかなり遅かったのですが、今でもインターネット上で最終的な2018年度の基準とその案だったものを確認することが出来ます。

今になってそれらを確認すると人間ドック学会側の様々な検討の過程が垣間見らる気もします。私の職場でも今後基準をどうするのかについて検討が行われたのですが、いくつかの点でそのまま受け入れるのはどうか・・という意見が出てきました。私はどちらかと言うと長いものには巻かれておけばよいという考え方をするのですが、やはり見る人が見るとおかしいと思うこともあるようです。

今回いろいろ言われたのは尿糖でした。どこもそうか走りませんが、尿糖と言うものは通常は出ないものなのだそうです。糖尿病などで有名なのでイメージしやすいのかもしれませんが、基本的にないことなのだそうです。今まではこれを要再検査の扱いにして、念のために病院に行くように案内してきたのですが、新しい基準では基本的に放置可にすることになっています。正常なものではないけれど、すぐに病院に行くことが要求されるようなものではないということです。

私には何とも言えませんが、医師の中にこれに疑問を持った方がいたというのが実際です。糖尿病に関する考え方もどんどん変わって行っているということなのでしょうか、確かに人間ドックなどで簡単に要医療や要再検査の判定を出すと臨床の先生から苦言を言われることはあるようですが、難しいものです。

人間ドック学会の基準に合わせておくと何が良いかと言うと、対外的に説明をするのが簡単です。人間ドック学会は決してこの業界の強い影響力を持った権威と言うわけではないのですが、一般の人から見ると非常に権威ある団体として見られます。そのため人間ドック学会の基準に合わせていると説明をすれば納得してもらいやすいというのが現実としてあるのです。

他には視力関係も気になるとのことでした。確かにちょっと視力が劣るだけで病院受診とされてしまうと困るかも知れまんね。そんなわけで私の職場では来年から基準をどうするか検討中です。願わくば多くの人にとって意味のある変更になりますように。勿論一番大切なのは経年変化を見ることだと思いますし、定期的にしっかりと検査を受けることが重要です。

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