人間ドックの送り迎えについて

送り迎え付きの人間ドックもあります。

実際にそのようなサービスを経験したことがある方もいるのではないでしょうか?私は限られた範囲でしか情報を持っていないのですが、実際に送迎を前提として人間ドックを契約している企業さんもあります。

私はこの仕組みを初めて知ったとき、はっきり言って過剰サービスだと思いました。しかしながらこのような対応をしてくれることを必要としている場合も確かにあるのです。

例えば、以下の場合ですね。

交通の便の悪い場所にある施設での人間ドックを契約してもらう場合、そこまで行く手段を持たない従業員を送り迎えしてくれることが条件になる場合。

バス健診ではとても実現できないような充実した内容を求められる場合、送り迎えをしてでもやる価値がある(収支的な意味で)のであればやりたいというのがサービスを売る側の正直な気持ちです。

しかしながらいくつかの懸念事項があるのも事実なんですよ。それは万が一の事故が起こった場合の対応をどうするのか・・です。

外部のタクシーを利用するのであれば話は簡単ですが、内部のスタッフで送り迎えをした場合、その責任は結構複雑になります。交通事故というのはいくら自分が気を付けていても巻き込まれるときは巻き込まれます。そんな時、送迎中のお客さんがケガをしたり、最悪死亡する事態になったら・・。

まず、問題は以下の点です。

*会社の健診として人間ドックをするなら、その移動中は業務中になるような気がするので労災になるのではないか。

*事故の際に相手方があった場合、自己の責任の扱いはどうなるのか。

この様な問題が気になった当時、自分なりに調べてみたのですが、それに関する明確な回答は見つかりませんでした。そのためハイリスクなことは止めようと責任者に意見を出したのですが、「事故をしないように気を付ければよい」という事故がないことを前提とした回答や、「事故をしたら罰則」というその後の責任問題を全く意識できていない意見が出てきて怖くなったのを覚えています。

幸いにも事故は経験していませんが、万が一を想定しておく必要があると思うのですが、事故がないという誤った前提で目先の利益を追っているところがなんとも言えず怖い限りです。

送迎を依頼している会社の担当者さんがもしこれを見ているのであれば、ぜひ事故の際の対応について聞いてみてもらいたいものです。お互いにとって面倒なことになりかねない気がして不安ですが、大きな流れを変えるというのはなかなか難しいことのようです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする