医療機関とスリッパの話

そんなたいしたことではありませんが・・

私の感覚では医療の世界で最も進んだ快適さを高い水準で維持しているのは歯医者さんではないかと思っています。競争がかなり激しいため、どこでも似たような高水準での環境整備に力を入れているように感じます。

例えばスリッパ一つとっても対応の良さには違いがあると感じますし、そういう話をする人は多いように思います。ここでの評価はあくまでも平均的な対応のことをイメージしていますので、一般の医療機関の中にも進んでいるところはいくらでもあると思いますが、歯科医療の現場はどこもかなり進んでいるように思います。青い光で常時消毒をしている仕組みなどはよく見かけますが、何か安心感があります。

ちなみに私の職場では、受診者用のスリッパはごく普通の量産品を使用しています。通信販売などで購入すると一足で¥700くらいのものです。ビニール製のいかにもな感じの量産品ですが、一般の病院などでは珍しくもありません。まぁ、最低限の名入れ加工くらいはしていますが、それだけですね。

なんでこんな話を書くかというと、医療機関のスリッパの分野も結構進化をしているようで、数年前から色々な提案を受けているのだそうです。それは何回でも反復使用することを前提とした普通のスリッパではなく、使い捨てのスリッパ、あるいは一回ごとにクリーニングをするスリッパなんです。

最初数年は偉い人が興味を示し、コストを計算して破談という流れが続いていたのですが、最近になって検討が進められていたりするんですよね。私はそんなスリッパに需要があるのかな?と思っていたのですが、現場の担当者からは備え付けのスリッパに対する安全性に不安を感じる受診者さんが少なくないのだそうです。・・ナルホド、と思いました。

つまりこういうことです。

*不特定多数が使ったスリッパなんて気持ち悪い!

*水虫の人が使用してたらどう責任を取ってくれるの?!

ナルホド、と思いました。

そのため現場では数年前から消毒をしていることをアピールするようになったのだと言います。

健康診断や人間ドックでは検査の仕組み上はだしを求めることになります。体重計に乗ったときに同時に体脂肪率を測定するためにははだしである必要がありますし、骨密度測定でもかかとを使う機械があります。スムーズな検査工程を維持するためにははだしを求めるのですが、その時に使用するスリッパの安全性が問われているのです。

検討が始まった背景には、他所での使用実績が出てきたからなんですよね。スリッパを消毒しましたの告知で良しとするか、使い捨ての扱いにするのかの違いで健診先を決めるとは思えませんが、無視のできないところまで来たのでしょうね。

要するに少し遅れているのかもしれません。

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