閑散期は技術を磨くはずが・・

結局は個人の意識次第です。

どんな仕事でもそうだと思いますが、医療技術というものも学校で学べることが全てではありません。社会に出てから自分で学ばなくてはならないことがいくらでもあるのですが、そういったものを身に付ける時間は限られています。

24時間稼働している病院では本人のやる気次第で教えてくれる先輩という存在があることもありますが、健診機関は基本的に夜間は職場をあけておく必要がありません。そのため一般に会社と同じく少しでも早く職員を家に帰して人件費を抑えようとするのが普通です。

医療の現場で技術を学んだ人の話を聞くと、やはり多いのが業務時間外に先輩などに頼み込んで教えてもらうという流れです。先輩側が積極的に動いて学びの機会を作り、教わる側が苦労をしないという話はレアです。そんなわけで技術的な伸びは本人の努力次第になります。

本当は会社の管理者にあたる人は技術的な伸びに関してわかりやすい評価を下してほしいのですが、現場に対して時間内に仕事を教えろといい圧力をかけるだけということになりがちです。これは非常に良くないです。特に経営者の専門外の分野に関しては出来るのが当たり前で最初から評価込みの給料体系にするものですから頑張らない方がメリットがあり、頑張って技術を身に付けるとあほらしくてやめてしまうということになるわけです。

技術を学ばせ、身に付けさせるのは現場の責任かもしれませんが、主に金銭的な意味で頑張って成果を出したら評価をするという仕組みを作ることは経営者側の責務だと思いますが・・なかなか難しいんでしょうね。

私の職場では血圧測定や視力検査、聴力検査しかできない人も、採血や超音波検査に対応できる人も同じ時給で働いています。これを異常と感じる人は適正な評価を与えてくれるところに目が向いてしまうのは当然でしょう。

そんな環境なので換算時期は学びの時間に充てられることが多いのですが、頑張っても評価されないと気づいた人たちの中には進んで学ばない人も少なくないとか・・。教えてくれる人が身近にいるというのはなんて幸せなことなんだろうかということをよく考えないと近い将来後悔するよと聞かされているはずなんですが、なかなか動けないのはそういう時代だからなのでしょうか。

医療は職人のように見て学べとはいかないことも多く、丁寧な指導が必須です。まぁ・・やっているところもあるかもしれませんけど。教えてくれる人がいるうちに多くを学びたいものです。

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