2019年の健康診断事情:感じる変化

・・・なんてタイトルですが、

実際のところはあまり変化を感じません。昨年特定健診の制度の見直しがあって、今年は二年目になるのかな?その時の変化それなりでしたので今年はおとなしいものです。

それでも何か変わったことない?と聞かれるのであれば、私が感じるのは特定保健指導関連かなと思います。実施の仕組みそのものは変わらないのですが、より積極的にやってほしいという健保側の要請が強くなっているように思います。

この特定保健指導は、特定健診を受けた結果が一定の水準に達した場合には自己負担なしで保健指導を受けることが出来るという仕組みです。もう10年以上やっているのですが、最近になってさらに実施強化の要請があるんですよね。

現段階でやる気のある方は既にやっているでしょうから、これから先はやる気のない方(失礼)が対象になってくるのでしょう。より正確に毒の無い言い方をすれば実施動機づけの弱い方、とでも言いましょうか。

そのための手法として、健康診断や人間ドックの実施当日に保健指導を実施してほしいというものがあります。これは再度保健指導のために医療機関に行くというのが面倒であるということから、当日その場で保健指導を実施してくださいというものです。

そして今年よく言われるのが、バスで企業に出向いて行う健康診断にも保健師や管理栄養士が帯同して、現場で保健指導を実施してほしいというものです。このような現場では血液検査の結果なども分かりませんから指導内容にも限界があるのですが、それでも・・という要請がありますね。

特にドライバー関係のスタッフを抱える会社がよく聞かれます。忙しくて、男性中心の社会ですから中々実施されていないのでしょう。そんなわけですから健保がやれというけれど会社も本人もやる気がないのがよくわかります。そんな環境での指導にはなかなか成果が出ないでしょう。

それでも実施をという健保さんの声には、なんとか実施率を高めたいという考えが透けて見えてきます。成果よりもまず実施率、それが現在の保健指導の世界の現場に見えてくる状況なのかもしれません。

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