良い回答が得られるまで続けますか? ~セカンドオピニオン~

結構前から行われていますよね、この仕組み。

私もセカンドオピニオンは一応良い仕組みではあると思いますし、ある程度の範囲で納めるのであれば良いものと言えるかもしれません。しかし、その枠組みを上手に活用できていないという方も少なくない気がします。

ここで言うセカンドオピニオンとは、

セカンドオピニオンとは「第2の意見」という意味で、今かかっている歯医者さん以外の歯医者さんに意見を求めること

つまりは主治医以外の意見を参考のために聞くことを言います。医師の世界も広いもので、同じ専門分野の医師でも見解が分かれるということが十分にあり得るのです。

大きな病気にかかった方の場合、自分の病気に対して非常に高度な知識を身に着ける方も少なくありません。そのような方にとって高度な専門性を持つ医師の意見に対して、自分なりの考え方を持つ場合もあるでしょう。理想的な回答をする意思を見つけるまで延々と病院を渡り歩くタイプの方もいると言います。

私は幸いなことに大きな病気を経験していないのですが、知人にがんの疑いを指摘された方がいます。その方がセカンドオピニオンと称して数年にわたって様々な病院を渡り歩いていたので、そろそろいい加減にして腰を据えて治療した方が良いよ、とアドバイスしたこともありました。

その方はがんの疑いだったのですが、腫瘍マーカーが陽性であるにもかかわらず、細胞を採取して何度検査してもはっきりとがんという診断が得られないという状態が続いていました。私が腫瘍マーカーという検査が嫌いになったきっかけになったケースですが、その方は擬陽性という永遠のグレート今でも付き合っています。

疑いありという指摘を受けてから確定診断を受けることなく10年が経過していますので、結果論としては気にしなくてもよかったのかもと思いましたが、当の本人にしてみれば白か黒かはっきりさせてくれる医師を求めていたのです。

本当に検査結果がはっきりしないというのは落ち着かない状態であり、ドクターショッピングをしてしまう気持ちもわからないでもありません。そのような仕組みであるということを理解していたとしても、いつまでもグレーという状態はたまらない不安との戦いになるのです。

先日、そんな方と思われる方から健診機関で検査をしたいというがんの確定診断者からの申し込みがあったそうですが、受診についてはお勧めしない旨をご案内したということがありました。セカンドオピニオンとして健診機関を選ぶ方も少なからずいるのですが、確定診断をしない健診機関の方が多いと思いますのであまり意味がないのではないでしょうか。

それでも受けてもらえばいいじゃないという声もありましたが、確定診断が出されているのであれば健診や人間ドックをすべきではないように思いました。時間とお金の浪費になってしまう内容であればはっきりと断るのも本人のためなのかなと思っています。

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