検査のスケジュールに意味はあるのか

今日はこんなテーマで話をしました。

結論はと言えば、現場程意味があると考えており、管理者側程それほど重要ではないという考え方に寄っていることがわかりました。ここで言う時間割と言うのは、一日に検査を実施可能な人数を明確に示して管理することを言います。

例えば脳ドックの様に一件の検査に数十分かかる場合、しっかりとスケジュールを立てておかなければ無駄な時間が生じてしまい、検査の時間が余ったり不足したりしてしまいます。それを防ぐために活用するのが時間割と言うわけです。

この説明で言えばあって当然の物であり、トラブル回避のためにはあってしかるべきものであると感じることでしょう。しかしながら実情を考えると機会損失につながっていると考える場合もあるのです。この様な考え方を持つ背景には、あまりにも気軽にキャンセルしてくるという現実が関係しています。

例えば最近人気の胃カメラなどは非常に受けたいという方の多い検査です。私の職場では最大限の受入を可能にするためにかなり過密なスケジュールを組んでいます。しかしそんな管理とは裏腹に、かなり気軽にキャンセルをされてしまうというのが現実です。仕事の事情や病気など致し方ない事情もあるのではありますが、予約を取って枠を確保してきた医療機関側からすれば、当日キャンセルされたらどうしようもないというのが現実なのです。

よく飲食店での無断キャンセルが問題視されていますが、これと通じるものがあります。用意していた枠はもう二度と使われることは無いのです。機会損失となった時間はもう二度と戻っては来ません。これはかなり大きなことです。

私の職場でもそうですが、人気の高い検査の予約をキャンセルしたら、代わりの予約がすぐに取れるとは限りません。その様な貴重な枠であるにもかかわらず、かなり簡単に放棄してしまうのは何ともわからない感情です。そんな方に限って振替日が用意できないと怒ることもあるのです。現場が苦しんでいるのはこの様な部分ですね。

そんなわけで、当日キャンセル率が1割程度コンスタントにあるという事実を鑑みて、わざわざ手間のかかる検査枠のスケジューリングを一度放棄してみようという動きが生まれているのです。折角手間暇かけてスケジュールを組んでも、一部の方の事情で簡単に崩れてしまうのです。どうせ乱れるならわざわざ細かくスケジュールを立てても仕方がないんじゃないかな?という声が上がってくるのも当然です。難しいテーマですね。

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