連名簿を欲しがる会社の皆様へ

連名簿、だめらしいですよ?

健康診断における会社の控えとして一般的な連名簿、これには一枚の紙に複数人の情報を掲載しているというのが特徴です。私のところではA3サイズに用紙に5~8人ほどが掲載されていますので、紙の形で控えを持つ場合には省スペース化できるということで重宝しているのです。

しかしながら近年になってこの連名簿は使いにくくなってきました。私の勤める病院内ではトラブル回避のためにはそろそろやめようかという声も出てきています。そうなんです、この連名簿はトラブルを生み出してしまう可能性が出てきているのです。

どういうことかというと、監督署の監査が入ったときなどに連名簿を取り出すとそれではだめですよ、ということを言われるのだそうです。健康診断で必要とされる項目はすべて掲載されているにもかかわらずダメと言われてしまうのはなぜでしょうか。その答えは法律の中にありました。

(健康診断結果の記録の作成)

第五十一条  事業者は、第四十三条、第四十四条若しくは第四十五条から第四十八条までの健康診断若しくは法第六十六条第四項 の規定による指示を受けて行つた健康診断(同条第五項 ただし書の場合において当該労働者が受けた健康診断を含む。次条において「第四十三条等の健康診断」という。)又は法第六十六条の二 の自ら受けた健康診断の結果に基づき、健康診断個人票(様式第五号)を作成して、これを五年間保存しなければならない。

これがその法律の根拠にあたる部分なのですが、大切なのは赤字の部分です。ここに「個人票」と書いてあるので、連名簿はダメなのだそうです。だって「個人票」じゃないから・・。

この仕組みが全国規模なのかはよくわかりませんが、最近こんな話をよく聞きます。そんなわけで思い切ってやめようかなと健闘している次第です。

ちなみにこの条文を読んで思ったのですが、様式第五号と様式の指定までされている点が非常に気になります。この問題についてはかなり重要な部分になりますので、直接監督署に問い合わせをしてみました。迷ったら確認するのが一番です。割と丁寧に教えてくれますので怖がらずに電話してみましょう。

私「健康診断個人票は様式第5号とやらを使わないとだめですか?」

労基の人「別に何でもいいですよ、但し、様式第5号と同じ内容が網羅されていて、一人一枚であれば」

とのことでした。

健診機関が発行する報告書ではだめだと言われたら非常に厄介なことになるところでしたが、それは何とか回避することが出来たようです。

何が言いたいかというと、連名簿はだめらしいですよ?

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