監督署への届け出に決まった出し方はあるか?

健康診断をしたら報告、これって常識ですよね?

そんな風に思っていた頃が私にもありました。直接的にこのような業務を行ったことがなかったのですが、ただ漠然と健康診断が終了したら作成して提出するものというイメージを持っていました。

ちょっと整理しますが、一般的な健康診断の流れは以下の通りです。

①健康診断の計画を立てる。

②健康診断を行う。

③結果を集計する。

④監督署への提出書類を作成する。

⑤提出する。

糸冬

私たち健診機関の仕事としては②の部分なのですが、最近では③まで対応する医療機関も増えています。やはりサービス業の一種ですので、お客様には丁寧に対応するという方針がしっかりとしています。

この仕組みはずっと昔から変わっていませんので、この業務にもそれほど大きな変化が生じていないという印象を持っていました。しかしながらちょっとこの監督署への提出書類の世界に頭を突っ込むと、思ったよりも複雑なことがわかってきました。

実はこの監督署への届け出についてですが、会社によって対応方法がかなり違っているのです。私の中では健康診断の計画をしっかりと立てて実施し、全員が終了したら資料を作成するだけというシンプルなものだったのですが、世の中には一年中健康診断をする会社というものもあります。

そのような会社はどのように対応すればよいのか、正解というものがあるのかどうか確認をしてみました。確認先はもちろん労働基準監督署です。

さて、結論なのですが、監督署の担当者からは以下のような返事がありました。

提出書類に関しては決まった書き方というものが法律に示されているわけではないので、どのような出し方であったとしても構わない。

これはどういうことかというと、健康診断の実施状況を報告してもらうということだけが目的なので、その方法については細かく指示してはいないということなのだそうです。

例えば私の勤め先のスタンダードな対応である「全員終了時に作成する」でももちろんOKですし、毎月月末にコンスタントに作成しても問題ありません。

その他にも職場単位で作成しても、事業場ごとに作成しても、男女で分けて報告しても構わないとのことでした。この辺りにこうでなければならないという決まったルールはないようです。

時々看護師さんや保健師さんが新任でどこかしらの会社に入った際に、これまでの会社で経験してきた仕組みと全く違う管理方法であったときに戸惑いを感じることもあるようですが、結論から言えば何でも良いというのが答えであるようです。

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