健診機関のお仕事⑦ ~ 管理栄養士 ~

主なお仕事は指導です。

管理栄養士と言えば食事関係のプロフェッショナルと言うイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。最近では健診機関に常駐する管理栄養士と言うものが珍しくなくなりました。

その背景にあるのが10年が経過しようとしている特定健診に付随して行われている特定保健指導の存在です。長い方では半年間継続して食事指導を中心とする生活指導を受けることになるものであり、その特定保健指導の指導者として管理栄養士を採用しているケースが少なくありません。

この特定保健指導は管理栄養士以外にも担うことが出来るスタッフがいます。良く知られている職種としては保健師、あまり知られていない職種としては健康運動指導士が挙げられます。私の職場にはこれらすべての有資格者がいますが、結局管理栄養士が中心になって特定保健指導を行うことになりました。

理由は明確ではありませんが、保健師は人数が少ないため他の仕事に従事し、健康運動指導士はその専門性のためか単独で活動をしないためにあまり関わらずに他の仕事をするようになりました。他所ではどうなんでしょうね。私はメタボの対象にはなっていないので保健指導は受けたこと無いんですよ。

管理栄養士のお仕事

本来のお仕事の枠組みは非常に広いのですが、健診機関における管理栄養士のお仕事はほぼ特定保健指導です。この制度が始まる前はTHPという制度の中で栄養指導に従事するケースが多かったです。健診機関ではこの指導のお仕事が中心になるのは間違いありません。

健康診断の結果を材料にした生活指導、栄養指導が求められており、本人を目の前にして血液検査の説明などもこなすことになります。保健師でも同じような指導は可能ですが、より生活に即した食習慣を切り口に具体的な指導をすることが出来るというのが管理栄養士の強みでしょう。

管理運営する医療機関側の視点からは有資格者の人数が多く、雇用しやすいという特徴も魅力的に感じています。ほとんどのケースにおいて即戦力雇用ですので経験を積むために就職することが出来る環境のある医療機関は少ないかもしれません。

ちなみに私の職場では事務職の中に管理栄養士が結構含まれています。臨床検査技師もいますね。事務職の中でも役職者になる人は何かしらの専門を持っていたりします。そういう生き方もあるのです。

管理栄養士のなり方

この資格は国家資格ですので、専門の養成課程を修了して受験資格を得るようにしなければなりません。または栄養士の資格と実務経験で受験資格を得ることもできる仕組みになっています。

しかしながら現状有資格者の数が多いということもあり、試験の難易度は非常に高くなっています。特に実務経験で受験資格を獲得する栄養士の中には、教育課程の中で学んだ記憶にない分野が試験範囲に入ることも普通にあります。統計学などはやったことがない人にとっては難解な問題となるでしょう。

健診機関では非常勤での募集が多いですが、時給は良いものが多いです。私の職場では高学歴な管理栄養士が多いですね。現役の大学院生なども特定保健指導に従事しています。大学から派遣されているのかな?

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