健診機関のお仕事② ~ 診療放射線技師 ~

X線撮影のスペシャリストです。

健康診断ではほぼ必須の胸部X線検査や、バリウムを飲んで撮影をする胃部X線検査、あとはCT撮影などが主な業務になります。後は最近話題になることの多いマンモグラフィですね。X線を人体に対して使用することが出来るのは医師(歯科医師を含む)の他には診療放射線技師だけだったと思います。

そんなわけで病院では本当に色々なことが出来る看護師でも手を出せない専門分野を持つ医療専門職です。小さな病院では事務長兼撮影担当の診療放射線技師と言う組み合わせもあります。そうでない場合には看護師が医師のサポートと言う形を取ることもあるでしょう。しかし撮影のボタンを押すことが出来るのは資格を持つ医師、歯科医師の他には診療放射線技師だけです。

主なお仕事

その名称からわかるように診療放射線技師の仕事はX線を活用した撮影業務です。健診機関では主に胸部X線撮影、胃部X線撮影、CT撮影の他にMRIなど画像系の検査の担当をすることが多いようです。

医療機関によっても違いがありますが、超音波検査に従事することが出来るスキルを持つ診療放射線技師もいますので、超音波検査に従事している場合もあります。どのような技術を身につけるのかによってもできることや待遇が変わってきます。

臨床の現場では男性の診療放射線技師が1名しかいないということもあり、マンモグラフィであっても男性が従事することがありますが、健診機関では女性が安心して受診できることに配慮していますので基本女性技師だけですね。医師でさえも女性を指定してくるケースが増えていますので男性技師の活躍の場は制限されつつあります。診療放射線技師は比較的男性でも働きやすいところがありますけどね。

診療放射線技師のなり方

短大や専門学校で3年学んで国家試験を受けるケースが多かったようですが、最近では4年制大学の出身者も増えてきています。進学して大学院に行くような技師もアルバイトと言う形で健康診断に従事することがあります。その様な意味では診療放射線技師の国家資格を得るのは通過点なのかもしれません。

主な就職先として健診施設を選択するケースはあまり多くないようです。大学院に進学するような技師の場合には東芝や日立の様な技術を持つ企業への就職や、外資系の医療機器メーカーの渉外担当になることも多いようです。そうでない場合は病院など医療の現場を魅力に感じるようです。健診施設ではできることの幅がそれほど広くありませんので優先順位は高くないようです。

ただ、健診の仕事がしたいという人の中には大型自動車運転免許を取得して門をたたく人もいます。何をしてほしいかわかっているなと、採用側は感じるらしいです。後は女性の診療放射線技師は歓迎されます。女性であることが重要になりつつありますので、この流れは大きいです。同じ条件だったら女性優遇になってしまうのは仕方がないのかもしれません。

収入面は健診施設に勤める医療従事者の中では高い方ですね。数をこなすという意味ではかなり忙しいですよ。

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