最新の技術は停電に弱いのか?

最新の技術なんて電気がなければ飾りです。

今年も大きな台風が日本各地を襲っていますが、これに伴って怖いと感じるのが停電です。ある時、一方的に送電がカットされてしまうと、多くの場合において様々な活動がストップしてしまいます。最新の技術と呼ばれるものほど電気を失うともろいものです。

私の職場でも数年前に停電に見舞われたことがありました。医療機関がある地域については優先的に復旧工事が行われるといううわさを聞いたことがありますが、ここで言う医療機関は入院患者がいる環境のことを言うのでしょうか?あまり恩恵を受けた感じがしません。

大体復旧には半日以上かかることが多く、運悪く健診に来ていた方々は待たされて挙句、また来てくださいねと帰されてしまうことになります。このような自然現象のトラブルで作業が中断されてしまうのは、一般的に施設内で行う健康診断や人間ドックですね。

逆に強いのは出張健診です。レントゲンバスで乗り込んで実施する健康診断の場合にはローテクで運用するケースも多く、割と何とかなってしまいます。全く電機が必要ないというわけではないのですが、レントゲンバスに積んでいる発電機が役に立つケースもあります。

私は初めてバスの健診で使う機材一式を見た時にあまりに旧式の設備にうーんとうなったものですが、屋外での様々なトラブルに強いのはアナログ機材なのだということを感じさせられました。

この背景にあるのはやはり機材が新しいものではなく融通が利くという点にあります。身長系や体重計には電気を必要としないものもありますし、血圧測定などについても電気がなくても何とかなります。

他の検査では電気が必要になることも多いですが、レントゲンバスには発電機が積まれているケースが多く、必要最低限の電気は自家発電もできるのです。この仕組みは停電には非常に強く、割と見直されました。最新の技術を駆使すると電気が必要不可欠になりますが、実は災害には弱くなってしまいます。

私の職場でもバス健診のハイテク化が検討されています。確かに何事もないときにバス健診の設備を見るとかなり古臭く感じることでしょう。最近では出張健診でもICカードなどを活用してハイテク化を実現しているケースもあるようです。目指すべき方向性の一つかもしれませんが、電気が必要不可欠です。停電などは致命的な問題になるでしょうし、何でもハイテクが上位であるとも限らないということを停電が教えてくれました。

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