人間ドックにおける診察医師の実際

人間ドックで診察を担当している医師の専門は様々です。

あまり一般的に気にされている部分ではないかもしれませんが、人間ドックなどで診察を担当する医師にも専門と言うものがあります。人間ドックの医師なので関連するすべての分野の専門なのでは?と思う人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。医師の中には本当に優秀で幅広く知識を持っている人もいるかもしれませんが、実際には内科医であっても専門的に知識を持っている分野は一部に限られるというのが現実です。それほどに細分化が進んでいる状況にありますので、全ての分野に習熟した医師と言うのはいないのではないかと思います。

人間ドックには、人間ドックを担当する専門的な医師の認定と言うものもあります。実際に幅広く病気の早期発見が出来るようになることを求められる役割と言うものはあるのです。しかしながらどうしても限界はあるでしょうね。

例えば健康診断の診察を行う医師、特に企業に出張して診察を行う医師の場合は医療機関の常勤職員としての医師が診察を行うのではなく、その時だけ雇用をする単発の医師のサポートを得なければならない場合もあります。これは大手の健診サービスを提供している場合ほどその比率を高めることになるでしょう。全ての需要を満たす医師を専従医師で揃えることが出来る状況にはありませんので、この様な現実があるのです。

そのため良い医師と診察の場面で出会うことが出来るかどうかは運の要素が強いと言えます。人間ドックにしても健康診断にしても一人の医師が対応することの出来る範囲には限界がありますので、様々な専門性の医師が診察を行うことになるのです。従ってそれぞれの分野の専門医が診察してくれるとは考えない方が良いでしょうね。

ただし、まともな人間ドックまたは健康診断であれば心電図や胸部X線検査などの様な数値で表せるものではない検査については専門医の目を通すのが一般的です。実際に診察と言う形で本人の様子を見ることはありませんが、個別の検査結果についてはしっかりとチェックする態勢になっているのです。その様な仕組みになっているため、人間ドックや健康診断で異常があった場合にはまず専門の医療機関やクリニックで再検査や精密検査を推奨するケースが多くなっています。

検査の正常範囲と言うのは問題の無い人の95%が含まれる範囲とされていることからも分かるように、正常範囲を外れていても問題のないと判断される方も少なくありません。その様な個別な判断については臨床の現場に任されていると言えるのです。

それでも良い人間ドックを受けたいのであれば専門医が多く常駐している医療機関を選ぶのが良いでしょう。その辺りは医療機関のWebサイトを確認してみるのも一つの方法ですよ。

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