一滴の血液で病気がわかる時代へ

以前からいつかどこかで実用化されるだろうと話題にはなっていましたが、ついに表に出てきたようで大きな話題になっていますね。今の東芝から医療系の新しい技術が出てくるというのは少し意外でしたが、長年温めてきた技術なのかと思うとすごいなと思います。キャノンとなった東芝メディカルシステムズの技術や経験が全てではなかったのですね。

さて、この話題ですが、テレビやネットで色々書かれていますが、実際のところどうなのだろうと思います。大々的に発表されていますからそれなりの自信があるのだと思いますが、各方面に影響のありそうなことだなと思いました。

例えば現在の検査関係はなくなっていくことになるのでしょうか?超音波検査やCT、MRIなどの画像系検査は確認のためにもなくならないと思いますが、腫瘍マーカーなどは怪しいなと思います。アミノインデックスやマイクロアレイなど、すでに運用されているこれらの検査への影響もありそうですね。

医療サービスの消費者としては歓迎するばかりですが、医療サービスの生産者、特に技術の分野では大きな影響が出るような気がします。まぁ、私たちにはあまり関係のないことですが、もしもこの話が進まなかったりつぶれたりしたら大きな圧力があったと疑われても仕方が無いかもしれませんね。

2020年から実証実験ということなのでまだ時間はかかるでしょうけれど、そう遠くない未来に登場すると思うと少しワクワクします。

ところでどこにも書かれていなかったのですが、どんな結果が出るのかが気になります。現在の腫瘍マーカーの中で唯一?と言っても良いほど勧められるPSA(前立腺がん)の検査結果などは、受けた方はわかると思いますが数字で結果が出ます。4が基準値であり、3.999までは「異常なし」で4.000から「要病院受診」になる仕組みが一般的で、これは結果が(+)(-)の場合も同様です。私はこれを知った時、わずか0.001の違いでこんなに違うの?と疑問を持ちました。

これを医師にぶつけたところ、こういうものだと言われました。なお、私の学生時代の知人はこのPSAで11という高値を出していましたが、ずっと擬陽性のまま現在も確定診断を受けることなく存命で、なおかつ異常値が継続しています。

切れ味の悪さを非常に強く感じてしまい勧めることを躊躇するきっかけになったのですが、この東芝の生み出す新しい検査が切れ味の良いものであり、なおかつ早期発見に至った人が幸せになれるものであることを祈っています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする