働き方改革と離職対策の必要性

みんなわかってはいるんでしょうけど

それでもうまく行かないのが働き方に関する様々な問題です。一般職員は経営者に対して不満があり、経営者は職員に対する不満を持っているのはどこにでもあるごく普通の光景です。ある意味では健全ですが、それも度を越してしまうとうまく行かなくなってしまうでしょう。

よく聞く事例としては、職員の以下のような意見です。

上の人間は現場のことをわかっていない、理解してくれない。

一方で経営者が従業員に対して持つイメージとしては以下のような意見です。

効率が悪く、生産性が低い。無駄が多すぎる

もう古典ですね。昔から言い尽くされてきた話なので、議論が尽きることはないでしょう。今回の働き方改革がどのような結果に行きつくかはわかりませんが、うまく行くようにそれぞれの努力をするしかないでしょうね。

この様な問題は経営状態が芳しくない状況下で起こりやすいものです。物事がうまく進んでいれば些細なことで問題を生じたりはしません。先行きが不透明で心配になってくるとこのような問題が生じやすいことから、今後はこのような問題が加速するような気がします。

大企業の場合には様々な対策が可能になるでしょうが、中小規模の会社の場合には選択肢はそれほど多くありません。そのため基本的には離職をいかにして防ぐかが重要だと考えています。

私は経営者ではないので本当の意味では理解できないのですが、経営者がよく言う以下の言葉は非常にリスクがある言葉だと思います。

*誰でも同じ仕事が出来るようにしろ

*今よりももっと効率を上げろ

関係性にもよりますが、現場を非常に馬鹿にした言葉として捉えられるとろくなことになりません。間に立つ中間管理職がつらい思いをするなども有名な話なので、これらは履いて捨てるほどあるエピソードなのでしょう。

医療機関では人の入れ替わりが激しいです。そのため最終的に辞めても新しい人を入れればいいと考えている人がいるのも事実です。その時点で人材としてではなく歯車、部品として人を見ているような気がしてなりません。生産性を上げるためには長く働く人を一人でも多く作ることが大切だと思うのですが・・、皆がわかっていてもなかなかうまく行かないものですね。

何をやって良いのかわからない時はまず、離職者を少しでも減らすための努力からではないでしょうか。全てはその土台の上に成り立ちます。

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