印象に残った言葉:値段が高いほうがよく売れる

これは経営者の言葉です。

個人的にこの考え方はあるかなと思います。勿論条件付きではありますが、お金をかけるぞ、と決めたことに対しては財布のひもが緩むことも珍しくないでしょう。

健康関連はその典型例になるかもしれません。病気を未然に防ぐという目的を達成するためには、安い人間ドックよりも高い人間ドックの方が良い検査をしてくれているような気もしますし、短時間で終わるものよりも長時間かかった方がしっかり調べてくれているような気もします。

一般的に消費者は安くて速いということに価値を見出しがちですが、一度お金をかけると決めたことに関しては中途半端こそよくないのです。そんな考え方から私の勤め先の「ここカラダ」の人間ドックコース作成は始まりました。

初めに断っておきますが、私は高い人間ドックのコースを推奨する人間ではありません。そのような選択肢もあってよいとは思っていますが、あくまでも継続性こそ重視しています。

私の大切にしているポイントは以下の通りです。

①毎年無理なく続けられること

②調べることで健康維持のために役立つ検査項目が網羅されていること

特に①ですね。継続性こそ最も重要だと思っていますよ。しかしながら実際にコースを設定してスタートを切ったら、予約のあるコースの4割以上が最上級のコースだったりしました。一人10万円近いコースが飛ぶように売れるのがインターネットから予約される人間ドックコースの特徴です。経営者の先見の明を感じた瞬間でした。

私のポリシーなど関係なく、世の中のニーズは高い検査に一定数集中しているのです。私は人間ドックの中身をある程度見てきて知っていますので、値段が高いだけで大して意味を持たない検査が追加されていることを感じてしまうこともありますが、そういった予備知識がないと値段が高い=信頼になることもあるのでしょう。

ビジネスとしてはそれもありですが、この様な受診をする方は大抵一回限りのお付き合いとなります。次がないのです。これが良いことなのかわかりませんが、継続しなければ本当の意味で役立てることはできないと思っていますので微妙なところですね。

医学的なことは難しい部分もありますし、医師の世界でも言うことが結構違うことがあって難解です。それでも自分でしっかり考えて利用することが大切ですね。

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