病歴を覚えている方は意外と少ないのかも・・

ご自身の病歴って把握していますか?

蓄積されている健康診断や人間ドックのデータを見てみるとよく思うのが、多くの方がご自身の病気の発症時期や手術を行った時期について正確な記憶を持っていないのではないかという疑問です。

私自身も考えてみると少しあいまいな部分がありますが、実際に問診票に記入された情報を並べてみるとおかしな事実がわかります。どういうことかと言うと、

同じ方が申告してくる病歴や手術歴が毎年変わっている!

ということです。

非常に奇々怪々な出来事ですが、どういうことかは何となく予想はできました。そんなわけで話ができる方にそうなっている事実と、なぜそうなったかについて聞いてみましたよ。

その方はある手術をしているのですが、毎年申告してくる年齢が違いました。手術ですから変化するはずはないのですが、記録上は揺れ動いているのです。実際のところ手術を行った年齢が判断に大きな影響を与えるわけではありませんのでどうでもよいと言えばよいのですが、不思議なものです。

本人曰く、

そんな事を逐一覚えていない。

毎年変わって困るなら最初から印刷しておいてくれ。

と、お叱りを受けました。

ごもっともなことです。健診機関の中には一度申告した病歴などを最初から問診表に記載して発行する医療機関もありますが、その対応に不安を感じる場合には白紙状態でお届けすることもあります。

私の所属先がまさにそうですが、顧客の要望として掲載しないでほしいというのが多いのです。これは本人ではなく会社の担当者です。やはり何かの拍子に漏れてしまうのが怖いということで、安全第一で運用した結果がこれです。

確かに病歴に関しては誰にも知られたくないと感じる方も多いので、この対応は仕方がないのかもしれませんが、毎回書くのが面倒であるという多いのは事実です。私はいろいろなところで人間ドックを受けていますが、複数回受診することはほぼないので二回目以降どうなるのかはよく知りません。

技術的にはそれほど難しいことではありませんから対応しているケースがあってもおかしく鼻ありません。やはり新しく作られた比較的小規模な健診機関の方が柔軟に動けるという特徴を持ちますので、うらやましいなと思う部分もあります。

しかし、変化による影響を恐れていたら何もできません。どこかで新しい仕組みの導入に対して積極的に動いていく姿勢を持たなければならないかもしれませんね。そんなことを思いながら問診表を書いています。確かに非常に面倒なので前回の申告情報が載っていたら歓迎してくれる方の方が多いのではないでしょうか。

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