何故か前と同じにこだわる会社

健診の世界は競争です。

個人客は自分の判断で好きな医療機関を選んでいますが、法人客は様々な条件を比較検討して健診機関を選択しています。そのため常により良い条件を得るために行動しているという部分があります。従って健診機関の乗り換えという選択が定期的に行われることになります。これが自由競争の結果として存在しています。

その中で良く行われるのがこれまで行われてきた健康診断の内容をそのままに、値引きをしたり、追加をしたりすることです。私は個人的には必要のない検査を削ってお互いにブラッシュアップさせる努力をしたいのですが、相手によっては中々それがうまく行きません。その背景にあるのが知識の不足だったりします。

実際に法律に照らし合わせると法定項目だけで良いということになりますし、それに合わせて値下げをしていたら単なるコストダウンにしかなりません。病気の早期発見を求めるのであれば不十分ということをわかってもらうためにはいろいろと付けるしかないのです。

そう、健診機関もサイドメニューを充実させて企業が従業員の健康管理に役立つ情報が得られるように協力することが求められるのです。

そんな時に簡単なのが「今までの内容+α」なんですね。お互いに説明が必要ないですし、短時間で説得が可能です。逆に減らす場合には厄介な交渉事が待ち受けています。

検査の専門家からすると「それ意味ないですよ」という検査もなかなか削れないのはそのような背景があるようです。話せばわかる・・という担当者さんばかりではないのです。健診機関の立場としては「余計な検査を取りやめて、お値段は据え置きでよろしく」としたいわけですが、ちょっと虫が良いですよね。

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