普及しない遠隔技術のあれこれ

まぁ、時間がかかるものなのでしょう。

技術としての遠隔医療はすでにある程度形になってきています。強く望めば利用できる環境を見つけることもできるでしょう。しかしながらそれが実際に普及してより良い選択肢として存在する時代になったかと言えば、まだまだと言わざるを得ません。

私はもう少しスムーズに普及をするかなと思っていましたが、意外にも時間がかかっています。その時間のかかり具合は非常に遅く、そのうち止まってしまうのではないかと思うほどです。

遠隔医療というと、一部の人しかまだその存在は知らないのかもしれません。スマートフォンなどを活用して、わざわざ病院などに行かなくてもいつでも医師などの専門家とつながることが出来るサービスを提供しているケースすらあるくらいです。

この雰囲気は、インターネットショッピングの出はじめの頃と少しくらいは似ているのでしょうか。私もかつてはインターネットで買い物なんて考えられないと思う人間でした。実物を見ることもなく購入するなんて・・という気持ちです。医療における直接対面をしない診察なんて・・とつながるところはあるのでしょうか?

いずれにしても、仕組みはあっても信用がないというのが現状なのでしょう。何か大きなきっかけが必要になるのかもしれませんが、中々そのようなチャンスには恵まれない様子です。仕組みそのものは医師不足の地方にとって非常に有効なものですし、高齢者を含む多くの世代にスマートフォンが普及している現在だからこそ考えることが出来るサービスだと思うのですが、思いのほか医療の提供側の不信感が強いようです。

このような新しい仕組みに飛びつく必要のない医師も多いので、中々変革にはつながらないのかもしれません。

インターネットショッピングがそうであるように、何か遠隔診療を使った方がメリットが生じる要素が必要なのかもしれませんね。私はオンラインショッピング派ですが、その理由としてはポイントバックによるお得さが第一にあります。

この様な仕組みは医療と相性が悪いのですが、上手に活用することで遠隔医療を盛り上げてほしいものです。

いわゆる臨床の現場だけではなく、産業医活動や保健指導など多目的に使えそうなものなのですが、あまり良く思われていないようです。医療の世界は変化に弱い?のかもしれません。

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