健診機関における「走る1億円」とは

あれです。レントゲンバスです。

相手先企業に出向いて健康診断を行う出張健診を行っている健診機関であれば、レントゲンバスを持っているのが一般的です。最も数が多いと言えるのは胸部X線撮影装置を搭載しているモデルであり、マイクロバスモデルのものから、トラックシャーシのものまであります。

医療機関にしてみると非常に高価な医療機器の一部であり、走る広告塔でもあります。地域によってまちまちではありますが、個性的なデザインのものが街中を走る様子を見ることもできます。

ちなみにこの健診機関で活躍するバスには以下のような様々な種類がありますよ。

No.1 胸部X線車

出張健診を行う医療機関なら必ず持っている働く車です。

マイクロバスにX線撮影装置を搭載しているモデルから、大型バスを改造して作るモデルまで様々なモデルがあります。

これらは走る1億円とまではいきませんが、数千万円にはなります。X線撮影装置の中のX線管球が効果なんですよ。

No.2 胃胸部X線車

規模の大きな健診機関なら持ってるかもしれませんね。

走る一億円に最も近いモデルです。トラックシャーシで改造して作られることが多く、1台で胸部の撮影と胃の撮影の両方を行うことが出来るのが魅力です。

教習所でも練習することが出来ないレベルの大型車ですので、このトラックのようなレントゲン車を操るスタッフは出張健診のスタッフとして非常に重要な存在になっています。

No.3 婦人科健診車

マンモグラフィが可能な撮影装置が搭載されたバスです。一台に二基搭載したトラックシャーシのモデルの方が多いような気がします。

これも入る一億円に近いと言われていますが、かなりマニアックなバスなので限られた健診機関にしかありません。

多分どこでも赤字なんじゃないかなぁ・・・

よく誤解されていますが、婦人科健診は全く利益にならない水準でやっていますので良くて微益ですし、赤字の場合も少なくありません。補助金がなければ運営不可能な場合も多いでしょうね。

No.4 CT車、MRI車

これは自前で持っている健診機関はないんじゃないかと思います。走る1億円じゃ済みません。健診で使うというよりは、機器の入れ替えの際の代替品として利用することがあるくらいじゃないですかね。

以前レンタルをお願いしたときは1日で数十万円かかりました。フル稼働しても100%赤字という恐ろしい存在です。

これらの働く車によって、健診機関は支えられています。走る一億円とは私の上司がよく言っていた言葉なのですが、自前で購入するとそれくらいにはなるようです。ただ、非営利の健診事業の場合には補助金制度もありますのでもう少し導入しやすかったりするんですよ。

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