人間ドックの新メニュー開発について

人間ドックだって進化します。

ただ、実際にのところ外部的な要因が大きいというのが現実なのですが・・。ここで言う進化というのは新メニューのことを言いますが、やはり検査項目というものは増えたり減ったりするという仕組みになっています。時代が変われば医学も進化しますので、昔はあった検査項目がなくなったりすることもあるのです。

例えばここ数年では以下のような変化がありました。

★ HbA1c(JDS) → HbA1c(NGSP)

おなじみのHbA1cです。糖尿病の検査ということでかなりの方が実施していると思いますが、ある時(JDS)から(NGSP)に変更になりました。これは日本の標準的な基準から世界の標準的な基準に変わったということを意味しています。

最初は面倒な話でしたが、世界標準に合わせていくというのはメリットも多いことのはずです。この変化によってHbA1cの結果が一気に上がった方も多いと思いますが、もう昔の話かな・・・?

しかし本当の意味での新メニュー開発は、専門の業者さんが検査を売り込んでくるところから始まるのが一般的です。決して新しいものではないのですが、私の職場では次のようなものが扱われています。

★ アレルギーView39 (39種のアレルギーをまとめて検査)

★ アミノインデックス (がんのリスクをまとめて検査)

★ ロックスインデックス(脳梗塞・心筋梗塞のリスクを検査)

★ アディポネクチン (???)

これらはすべて血液検査ですが、検査センターからこんなのできますよ、という形で紹介される仕組みになっています。

結構面白い検査ができるのですが、共通する仕組みとして結構高いのです。どちらかというと趣味の世界の検査のような気もしますが、実際に対応できるようにしておくとやってみたいという方の声があります。

例えばアレルギーの検査は調べることはできても、その後の対応までは面倒を見ていません。自分の気づいていないアレルギーを知ることができるかもしれませんが、そこまでです。治療ができるわけではありません。

アミノインデックスもロックスインデックスもこれまでにはない切り口の検査ですが、確定診断につながるわけではありません。あくまでもリスクの調査であるため、擬陽性の場合には精密検査の水晶となります。それなら最初から・・なんていう声もあったりします。

アディポネクチンは数年前から検査できませんか?と様々な団体の関係者から問い合わせがある検査です。一般的な検査ではありませんが需要があるようです。つい先日テレビでも紹介されましたので知っている方も増えたかもしれませんが、こんな検査もやっています。

いずれも切れ味は今一つな気がするのですが、それでも新しい検査が好きな方は多く、注目されています。変化があるということは大切なのかもしれませんね。

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