新卒採用者予定者の今について

今は選べる時代ということ

医療機関で努めるスタッフにも色々な種類がありますが、どのスタッフにも様々な選択肢が存在しています。必ずしも健診機関でなければ夢をかなえることが出来ないという人は極めてまれで、個人的にはそんな偏った感性を若くして持ってしまうことについて危ういと考えてしまうことすらあります。

自分の部署に採用する新人については、今思い描いている夢を実現するために必要な要素がこれから努めようとしている職場に少なからず存在しており、それを磨きたいと思っているのであればそれで良いと思っています。かつてのように定年まで働くことを相手に求めるのは少し酷な時代なのかなとも思っています。

ただ新卒の職場が他と違うのは、それからの人生を決めてしまう最初に一歩になるかもしれないという点にありますね。最初の職場で学んだものがある意味では専門分野になってしまうかもしれませんし、すぐにやめてしまったら辞めてしまったでそういう行動に出る人物というイメージが履歴書に永遠に残ることになります。

今の学生もそれなりにしっかりと考えて職場を選んでいるようです。私も直接話ができる相手に対しては普段考えていることを正直に伝えているつもりです。お金をもらって仕事をするということはそれまでの学生の立場とは違うものですし、最初の職場の選択は重いということです。ただ、だからと言って人生で最後の選択でもないということも伝えています。

そんな中、すでに決まっていた新卒採用の中で事務スタッフの内定辞退が相次いでいるという報告が上がってきました。国家資格を必要とする医療スタッフの新卒はこれからが国家試験ですので今が非常に重要な時期でしょう。そのため全くと言ってよいほど動きがありませんが、事務スタッフは常により良い条件を求めているのでしょうね。

その理由は様々ですが、採用側としてはその事態は非常に苦しいものです。多くの手間暇をかけて準備をし、採用まで行ったのに電話一本で辞退してくることも少なくありません。そしてそのほとんどが面接では第一希望と言っていたわけですからね。

とは言え、選ばれなかった側にも何かしらの非があることでしょう。比べて負けるような条件提示しかできていなかったということの表れであり、その反省を行わなければ何度新卒採用を行っても同じ結果になりそうです。

中小企業の経営者が新卒採用で苦労をしている話をよく聞きますが、全く同じようなことが自分の職場でも起きていることを少し悲しく思います。でもまぁ、安易にわかりやすい給料面などで待遇をよくすることが良いとも限りませんので、そのあたりの匙加減は経営者の才覚なんでしょうね。信じてついていくしかないのが現場ですので、結果をただただ報告するのみなのでしょうね。

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