2019年の新卒求人事情の現実

今年の新卒は幸せな方だと思う今日この頃

私の職場では、最近今年度卒業予定の学生さんがよく見学に来ています。みんな非常に大人びており、下手な職員よりしっかりしているように見えるのだから大したものです。私自身はちゃんとした就職活動をしたことがありませんので何も偉そうなことは言えないのですが、今年の新卒は恵まれているように感じます。

私が新卒に当たる年代の頃は確か就職氷河期と言われていました。新卒でもまともに就職できずにフリーターになる人も多かったとか。医療系は目指す先がかなりはっきりしていますのでそれほどでもなかったのかもしれませんが、それでも選択肢は少なかったように思います。そして私は進学を最初から決めていましたので就職活動自体をしていないと来たもんです。

今のお仕事も学生時代に教授から紹介をされたお仕事の延長線上にある部分もありますし、公募に応募して非常勤から成りあがっていますのでおよそ就職活動らしい行動はしていません。それでも面白い世界に関われたものだとそれなりに納得しています。

さて、今年の新卒が幸せだと感じる理由ですが、やはり選択肢が豊富なうえに大切にされているからだと思います。最近ではどこも説明会を開催して丁寧に歓迎する土壌を作ってくれているようです。つい最近までは採用側の力が非常に強く、求職側が下手に出ざるを得ない状況が続いていたと思うのですが、今年に関しては完全に学生が選ぶ側になっているような気すらします。

それが良い事なのかどうかは終わってみなければわかりませんが、選択肢が多いっていうことは幸せなことだと思うのです。私も自分の立場から見学に来た学生さんたちにお話をすることがあります。皆さん真面目に話を聞いて行かれるのですが、伝えたいことはただ一つで「しっかり考えてね」と言うことです。

医療機関なんて、言ってしまえばどこもそれほど大きな違いはありません。大きいか小さいかはありますが、構成要素なんて結構簡単に変わります。赤十字社のような特殊な場所を除けば、小さいころから憧れていた医療機関なんていうものがある人は極めて稀でしょう。多くの場合、たまたまご縁があって就職してくるのが現実です。私もそうでしたし、私も周りもそうです。就職するまで職場の名前すら知らないなんてよくあることです。

ただ、はっきり持っておくべきなのは「何がしたいのか」と言うことと、就職先が「何をしているのか」と言うことはしっかり見ておくべきだよと言うことです。私も就職して10年以上健診・人間ドックの世界にいますので、基本的にはこの世界の人間と言う色が付きました。今後もずっとそれを引きずることになるでしょう。それを良い事に出来るかどうかが大事なんだと思っています。

そんな話を短大生なんかに浴していますが、伝わるかなぁ。

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