ノルマルヘキサン:用途にちょっと驚いた

検査の人はヘキサンジオンとも言いますね。

健診機関でも検査としては、有機溶剤の健診という区分で行われます。他の有機溶剤と同じく尿検査を行うことで健診としています。代謝物としての2.5ヘキサンジオンが検出されるかをしっかりと検査し、影響がないかを把握することになります。

用途については他の有機溶剤と同じく溶かす効果がありますので、洗浄剤として使われることが多いようです。機械関係の洗浄に有効なのでしょう。このノルマルヘキサンも使い方を誤ると危険な薬品であることは間違いありません。直接触れることは厳禁ですし、揮発しやすい性質がありますので吸い込むことで体に入ってしまうことも避けなければなりません。注意が必要な薬品です。

しかしながら今回私は、このヘキサンジオンの用途を調べているときに食品にも使用しているということを知りました。全く知らなかったものですから非常に驚いてしまいました。直接触れてはいけないような劇物を食品加工に使うことがあるというのですから驚きです。そしてさらにはそのように加工して作ったことを表示する義務もないのだというものですからびっくりしました。

健診とは違う分野の話題になってしまいますが、普通の働いている一般人には縁遠い薬品と思っていたのに一気に気を付けたい身近な存在になってしまった気分です。調べればわかることですが、このノルマルヘキサンを食品に使用する場合、その対象は油関係になることが多いようです。脱脂加工をしたり、油を抽出してサラダオイルを作るのに使うこともできるのだとか。

なぜこんなことが許されるかというと、食品衛生法において最終的な商品に完全に残留がない場合には使用が認められているからなのだとか。加工の過程でしか刈り取手順を踏めば蒸留の過程で完全に除去されるので心配はないとのことですが、あまり気持ちの良いものではないです。作っている人も実際に自分で食べたいと思うものなのでしょうか。これらの商品にはノルマルヘキサンを使用したことを表示する義務はありませんので、確認して選ぶことはできません。知識を持っておくことは大切なんだなと思わされました。

このノルマルヘキサンですが、私の勤め先では稀に見る程度の頻度で健診が行われています。トルエンやキシレンといった有名どころに比べるとぐっと件数は減っています。それでも比較的目立っているのは代謝物の検査があるからでしょうか。王言った具体的な代謝物がない有機溶剤の方が圧倒的に多いため、比較的印象に残っている有機溶剤です。

しかし食品に使用しているというのはショックでした・・。

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