保険証の悪用は人間ドックでも可能か

これは多分・・可能です。

本日、健康保険証の制度が外国人に悪用されているという種類の報道がありましたが、その手順のあまりのシンプルさに少し驚いてしまいました。この方法というのはいわゆるなりすましであり、他人の保険証を持って医療機関に行き、堂々としていれば良いのです。

健康保険を使って治療を受けるのであればこの仕組みでも十分かもしれませんが、健康診断や人間ドックでこのような問題が生じたというのは聞いたことがありません。それは治療ではなく、あくまでも検査であると言いうのが大きな理由かもしれません。

私は色々な健保の保険証を目にしたことがありますが、どこでも写真入りのものを使っているのを見たことがありません。そのためその気になれば性別と年齢に相当な違いがない限りは医療機関の窓口ではわからないでしょう。

実際、健康保険証の情報管理はそれほどしっかりとしたものとは限りません。協会けんぽなどはその典型例かもしれません。中小企業を中心として極めて大勢の加入者がいますので手続きも結構シンプルです。

書類を作成して申請をすれば、それで手続きが完了するというのが一般的なものであり、申請すればしばらくしてカード状の保険証が届くことになります。その時にはおそらく他の個人情報と照会などをして確認をしているわけではないようで、しばしば間違った個人情報で健康保険証が作られることになります。生年月日が違うなんてことは実際に存在している問題の一つです。

どう表現して良いかわかりませんが、結構いい加減なところがあるように思います。これはあくまでも一地方の協会けんぽの支部の話ですから地域によって違うのだとは思いますが、会社の担当者が間違った情報で申請をすれば間違った保険証が出来上がってくるということになります。

そんな仕組みですから、悪意を持って他人の保険証で受診をしようとすれば可能は可能です。しかしながら健保によっては専用の申し込みの仕組みを作っており、部外者が利用できない仕組みを構築出来ているケースもあります。悪用されないようにするためには、悪用できない仕組みにすることが大切ですね。

人間ドックなどで補助金を使用する場合、原則一年に一回しか使えないというものです。そのため保険診療のように何度も反復して使われることはありませんのである程度は安心していられるのです。

悪意があれば色々出来てしまうのが現在の世の中の仕組みですが、この辺りの改善も今後必要になって行くのでしょうね。

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