ストレスチェックの記入漏れの考え方

ただの書き忘れ?・・それとも?

そんなことを考えるほど真剣にストレスチェックに向き合っている方ばかりではありませんが、紙を使った自記式のストレスチェックを行う場合には記入漏れの問題が付きまといます。

これはそれなりに厄介な問題なのですが、どう考えるかは担当者次第です。別にどう扱っても法律違反にはなりません。しかしながらストレスチェックの書き忘れをどのように処理するのかについてはいくつかの対応に分かれています。

なお、ここで言うストレスチェックの書き忘れには、単なる未チェックだけではなくダブルチェックなどの書き間違いも含むことになります。

① 記入漏れ、ダブルチェックは放置でそのまま処理

② 記入漏れ、ダブルチェックは本人に戻して再度記入させる

まぁ、ほとんどが上記のいずれかになるでしょう。

普通の担当者にとってこの記入漏れ、ダブルチェックは厄介なものです。判定も出せませんし、集計を行う上でも影響が出ますので面倒なのです。そのためコンピューターを活用して漏れがないようにするという発想を持つこともあるのです。

しかしながらメンタルヘルスの専門家の中には変わった考え方をする人もいるようで、この記入漏れにやダブルチェックにも意味があると考えることがあるんですね。

さすがにそれは深読みしすぎと思うこともあれば、確かにそうかもねと納得のできることもあったりします。いろいろな話を聞いて、私自身は記入漏れがあったっていいじゃないという考え方をするようになりました。

さてそのような記入漏れに関してですが、以下の傾向があるようです。正式な統計資料があるわけではないのでしょせんイメージなので思い込みと言われるかもしれませんが、面白い傾向です。

現在の状況が望ましくない事業所ほど、ストレスチェックにおける記入漏れなどの不備率が高い

よくよく考えてみればそうかもね、といえそうな内容ですが、本当にそうなのか、もしそうならどういった影響が考えられるのかという新しい疑問が発生することになります。

私が興味を持ったのもこの辺りですね。

もしも職場環境が悪い事業所において不備率が高まるのであれば、その情報自体に意味があると言えるでしょう。その理由はコレ!といった感じで切れ味良く説明をすることはできませんが、不備を修正すればよいという考え方には至りません。

意識的な無意識的かわかりませんが、不備を指摘して書かせたとしても、そこに本心が反映されるかどうかはわからないのです。そのような意味で記入漏れはそのままにしておくべきと私は思いました。

ただ集計を出さないといけない立場の人にとってはそんなの関係ありません。いいから書いて!って言われそうですね。

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