人間ドック

人間ドックって何?何をするの?

人間ドックと言うのは様々な病気を早期発見する目的で行う総合的な検査パッケージのことを言います。健康診断を受けたことがある人であれば、その内容に加えて様々な検査項目が追加されてしっかりと調べることが出来るようになったものとイメージすると良いでしょう。

会社の健康診断では行われない検査を受けることもできますし、特に気になる病気等がある場合には、それをカバーするための検査を追加することもできます。予算に合わせて可能な限り幅広く前進をチェックしようというのが人間ドックの目的です。

人間ドックに明確な定義があるわけではありませんが、胃部X線検査(バリウムを飲む胃のレントゲン撮影)や、腹部超音波検査(肝臓、胆のう、すい臓、腎臓、などを超音波で画像にする検査)などが行われるものを人間ドックと表現することが多いです。

健康診断に比べて費用も高いのが一般的です。そのため自分で必要と感じて利用する人が殆どです。最近では大切な人へのプレゼントとして活用する人もいます。健康で長生きするためには活用したいサービスなのです。

目次
  • 価格についての基礎知識
  • どこで受けても同じ内容?
  • 良い医療機関の見分け方
  • 結果の見方

価格についての基礎知識
人間ドックは高いというイメージを持っている人が少なくありません。実際に最高級のコースを利用する場合には数十万円が必要になる場合もあります。ただしこのような人間ドックは一般向けではありません。

一般向けのプランとしては半日で終了する半日人間ドックが人気ですが、およそ2万円から10万円程度が相場になるでしょう。これくらいの金額が相場であるということを理解しておく必要があります。

ただ、そこから様々な補助金を差し引いた額が実際に支払う金額になりますので、加入している健康保険組合の補助制度や地域の制度などにしっかりとアンテナを向けて情報収集しておきましょう。知らなかったということは、そのまま損に直結します。

さらには人間ドックの費用は医療機関によって自由に価格設定することが出来ますので内容にも注意しましょう。同じ金額の人間ドックがあったとして、内容が同じである保証はありません。どこで受けても一緒ではありませんのでしっかりと見極める目を持ちましょう。

どこで受けても同じ内容?
人間ドックで行われる内容そのものについては、ある程度共通している部分があります。しかしどこで受けても同じであるとは言えないでしょう。医療機関ごとに人間ドックを構成する検査項目の詳細には違いがある場合もありますし、価格面でも千差万別であると言えます。しっかりと比較検討することが重要です。

さらに大切なのは検査を受けて報告書をもらうことだけではなく、そこから先の対応にあります。検査をして報告書をもらうだけでは健康診断とあまり変わりません。しっかりと医師による結果説明などのアフターフォローをしてくれる医療機関を選ぶようにしましょう。

良い医療機関の見分け方

 良い医療機関であるかどうかを見極めるというのは重要なことですが、医療の素人でも簡単に参考にすることが出来るポイントがあります。それは各種認定の取得をしているかどうかです。例えば次のようなものがあります。

日本人間ドック学会 人間ドック健診施設機能評価

人間ドック学会が示している人間ドックを提供する医療機関に求めている条件を満たしている場合に受けることが出来る認定です。ある程度の実績が求められますので認定を受けている施設は安心して利用できます。

全国労働衛生団体連合会 労働衛生サービス機能評価

人間ドックは勿論、健康診断全般のサービスを提供するのにふさわしい人材と設備、環境が整っているかの評価を行うものです。認定を持っている施設であれば安心して利用することが出来るでしょう。

プライバシーマーク(Pマーク)

 人間ドックは個人情報の塊を取り扱いますので、個人情報の取り扱いのために必要な仕組みをそろえているということを対外的に証明できるということが非常に重要です。しっかりとしたサービスを提供している施設であれば認定を受けていますので、確認するようにしましょう。

いずれの認定も基準を満たしているということを証明しているだけですので、最終的には利用者の声が非常に重要です。口コミ情報などを含めてしっかりと確認をしてみると良いでしょう。

結果の見方
あまり知られていないことですが、人間ドックの結果については医療機関ごとに判定基準が異なっています。これは全く同じ結果であっても、報告書を出す医療機関によって結論が違うということを意味しています。

人間ドック学会と呼ばれる業界団体が一つの基準を提示していますので、多くの医療機関がその判定基準を参考にしています。しかし、その基準が少々厳し
すぎるという判断から医療機関によってばらつきが生じているのが実情です。

更には医学の発達に伴って判定基準の見直しが行われるということもありますので、不動の基準と言うものがあるわけではないのです。もしも人間ドックの結果、要再検査や要治療の判定を受けたとしても、治療を行う医師の目から見て全く問題がないと判断することも現実的にあります。
これは幅広く病気の傾向を掴もうという目的で行われる人間ドックの性質によるものであり、一人の人間をしっかりと診る臨床の現場とは必ずしも同じ基準ではないということを知っておくと良いでしょう。

人間ドックで病院受診を勧める記載があった場合には、かかりつけのホームドクターがある場合には相談をしてみるのもお勧めです。総合的な判断をしてもらうことの出来る相談相手になる医師を見つけておくことはとても大切です。

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