健診には、実は募集しにくい職種があるんです

それは現場責任者の募集です。

健診機関によって呼び名や役割の詳細部分が違うのですが、共通しているのはバスで出向いて行う健康診断の現場責任者のお仕事です。健康診断を行う部隊には必ず医師が帯同しますので法的な責任者は医師になるのですが、それでも現場の取り仕切りを行うのは健診機関のスタッフの中から選抜されることになります。そしてその役目は検査に集中しなければならない検査のスタッフが行うのではないというのが一般的です。

私の職場では、そんな役割の人材が何人もいますが、その大半は医療系の免許を持っていないスタッフです。臨床検査技師の免許を持っているスタッフもいますが、検査技師としての仕事よりも責任者としての立ち回りを求められます。それが現場責任者の職と言うものなのです。

ただ、誰でもいいわけではありません。特殊技能を持っていることが条件とされることが少なくないのが現実でして、それが「大型自動車免許」である場合が多いです。これは勿論巨大なレントゲンバスを現場に搬入するのが目的です。

そんなわけでこの現場責任者には理想的には以下の条件が求められるわけです。

①大型免許を取得しており、大型トラック並みの大型車両を安全に運航できる能力を有していること

②健康診断の現場責任者を行うに足る知識と経験を持っている、あるいは短期間で学ぶ強い意思があること

③医療系の免許は所有していることが望ましい

④採用時、30代半ばまでが望ましい

これで実際には結構な低賃金だったりします。ご存知な方も多いのですが、①は現在非常に人材不足でして、運送業界でいくらでも需要があるとさえ言われています。そのため中々厳しいというのが現実ですね。

とは言え、トラックの運転手経験者の応募は少なくありません。あの業界も色々あるようですね。しかしながらそういった方の多くは②が欠如していると評価されることが殆どです。この現場責任者は健診バスの運転手を募集しているわけではないのですが、そう読み替えて応募してきた方は大半がふるい落とされてしまいます。

学ぶ気があっても、面接時に最低限のことが身に付いていないと評価されないみたいです。中々厳しいですよね。応募してびっくりする方もいるようです。

そんなわけで、この職種はなかなか良い方に巡り合うのが難しい職種です、内部でしっかり育成していければよいのですが、①~④の条件を兼ね備えてしまうともっと良い賃金の仕事がいくらでもあるというのが現実だったりします。

まぁ、お給料は大切ですよね。

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