全く儲からない健診の一例

あくまでも一例です。私の職場の・・・。

ちなみに具体的に言うとあれです。

婦人科健診

乳がん検診も子宮がん検診もビジネスとしては全然もうからない部類です。それではなぜやるのかという話ですが、おそらく需要があるからでしょう。それ単体では儲けは出ませんが、実施していないと選んでもらえないから・・という事情があるのだと思います。

実際にこれらの健診を受けた方からすると、これらの検査にはそれなりの費用を支払っているので何故もうからないのだと思うかもしれません。しかしビジネスとしてはどうにもダメなのです。

何故かと言えば、医師の取り分が多いから・・です。医師の取り分は経費ですから、儲かるかと言えば儲からないのです。

例えば子宮がん検診ですが、協会けんぽの契約ですと¥600円程度の自己負担で受けることが出来る仕組みがあります。この金額には健康保険組合の補助金が入っており、実際の医療機関の収入としては¥3000ちょっとというところです。

結構な金額ではないかと思うでしょうが、この検査は専門の医師が対応します。そのため人件費率はかなりのものになります。医師の給料には様々な水準がありますが、仮に時給10000円だとしたら1時間あたりに10人以上はやっていただかないと割りが合いません。

何故なら子宮がん検診の医師採取の場合は専門の医師の細胞採取の他にサポートをする看護師の人件費、採取した細胞の検査費用、使用する器具のコストなどが加算されるからです。

そして1時間に10人をコンスタントに行うのはまず不可能です。そう考えると採算の合わない検査と言わざるを得ません。

乳がん検診は医師ではなく技師が撮影を行うのが一般的ですが、その場合には読影を医師がダブルチェックで行うことになります。従ってコストは安くありません。

いずれの場合も客寄せのような存在になってしまっています。100円寿司におけるマグロやイクラのような存在かもしれません。需要はあるのですが、それ単体では何も残らないというのが悲しいところです。

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