健康診断とお金と内容の問題

健康診断に使われるお金はそれほど多くない

これは私の主観ではありますが、健康診断(主に会社で受ける安全衛生法に基づくもの)にはそれほど大きなお金が使われているわけではありません。私の職場では会社の健診についてはX線撮影を行うことが出来るバスを相手方の会社の敷地に持ち込んで出張健診を行うというものを行っていますが、この健診の平均的な費用は4000円から5000円程度のものです。平成30年度からは若い層を一律で省略内容での健康診断にすることに注意が入っていますので平均的な費用の相場も上昇傾向になりますが、概ねこの程度になるという現実があります。

それに対して個人で受けることになる人間ドックでは、平均しておよそ20000円程度の費用負担で検査を受けているという実績があります。勿論私の職場に限ったお話ですのでどこにでも一般化できるお話ではないかもしれませんが、健康診断に欠けているお金と言うものが如何に少なめであるのかと言うことがわかる一つの実例になっています。

勿論、あくまでも平均値ですので少ない内容の健診であればより安く済まされているということもあるのです。かける金額で全てが決まるというわけではもちろんありませんが、2000円程度の健康診断と20000円以上をかける人間ドックが同じ成果を得られるものであるはずがありません。

このことは大切なことになりますが、健康診断を受けていても早期発見の出来ない病気はいくらでも存在しています。例えば、毎年会社の定期健康診断を受けていた方がある時突然大腸がんにかかっていたことがわかり、そのままなくなってしまったということがあったのですが、その時にその会社の担当者より「何で毎年健康診断をやっていたのにわからなかったのだ」とお怒りのメッセージが入ったそうです。

その当時の担当者は対応に苦慮したようですが、大腸がんの早期発見に役立つ便潜血検査は安全衛生法に定められている定期健康診断の項目には入っていません。そのため調べていないことを知ることはできないのです。私も健康診断について案内することがありますが、よくこのエピソードを利用しています。健康診断だけではなく、人間ドックを受けたとしても全ての問題の早期発見が出来るわけではありません。あくまでも検査を受けた時点の状態に基づいて判断をしているだけなのです。わずかな変化でも見逃さないようにするためにはやはり、同じ検査を一定の間隔で受け続けることが大切なのだと言えます。

なお、サイドバーにもある人間ドックのここカラダを利用する方の平均額はおよそ4万円(私の職場調べ)になっています。意識の高い人が使っているんだろうなと感じています。

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