健診を受けないと仕事が出来ない

業界によって健診の位置づけはまちまち

実際のところ、健康診断は法的に義務付けられていると言っても徹底的に監視されているわけではありません。100人いる会社で100人健康診断を受けているかどうかをチェックされるわけではないのです。途中での出入りもありますし、徹底して健診を受けさせること自体がなかなか難しいですしね。

しかしながら業界によっては法律で定められている以上に健診を重視している会社というものが存在しています。これも世の中の流れなのでしょうね。

その業界というのはお客さんを乗せて運転をする仕事をしている方々です。いわゆるドライバーの仕事ですね。タクシーとか観光バスとかです。これらの仕事に従事している方々の中には健康診断をしっかりと受けていないと仕事をさせないという決まりを作っているところもあるのだとか。

勿論健康診断を受けるだけではなく、受けてよくない結果があったら医師の治療を受けて大丈夫であるという判断をもらっておくことが必要になるのです。

これは近年に頻発した事故に関連するものなのでしょう。過重労働が横行する中、様々な悲惨な事故が起きてきた経緯から必要なことを当たり前のこととして実施するという流れになっているのだと思います。

健康診断というものは受けるだけでは不十分です。結果に対して何か問題があればどうすれば良いのかの判断を医師に仰がなくてはなりません。報告書に再検査や治療が必要となっていたのであれば、必要な検査や治療を受けたうえで対応を決める必要があるのです。

残念ながら中小企業ではそこまで健康診断を丁寧に扱うケースは稀です。そのため、受けてしまえば終わりであり、そこから先は個人の世界となっているケースも多いでしょう。それはそれで一つの方法なのかもしれませんが、監督署の監査が入るとおそらく言われることになるでしょう。

「医師の意見はどうしているんですか?」

・・と。

そんな会社さんの場合、産業医契約も形だけのことが多く、健診機関に助けてと連絡することがあるのです。

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