検査には大きく分けて二種類あります。

一つは数値系の検査、もう一つは所見系の検査と呼んでいます。

数値系の検査というのは、例えば血液検査のようなものです。採取した検体を基に数値を機械的に計測したり、人体から直接数値をデータとして計測するものが数値系の検査という分類に入っています。

客観的な指標という側面もあり、誰が行っても同じ結果が導き出せるのが特徴と言われていますが、実際にはそうでもありません。血圧は測定するたびに数値が変わることがありますし、血液検査も精度という問題があります。必ず同じ結果になるとは限りませんが、それでも機械が測定しているという点を特徴としています。(本当は同じじゃないとおかしいのですが、これらの検査はその時、その一瞬を切り取って結果にしていると言われます。)

そのため結果の判定は数値に基づいて行われます。ある数字の範囲内が正常範囲内として定義されており、それに基づいて判断する仕組みです。少なくとも健康診断や人間ドックではそのように処理をしますね。

国際化が進むこれからの時代においてそれでは不十分と言われる日が来るかもしれませんが、今のところ基準における違いと言えば、男女の違いくらいでしょうか。

もう一つの所見系検査というのは専門の医師が診て判断する種類の検査です。健康診断では胸部X線検査が該当しますね。心電図はどうなんだろう・・、最近は機械が判定を出してしまいますが、私の勤め先ではちゃんと医師が確認していますからこっちに入るのかな。

他には胃カメラや胃X線検査、脳ドック、超音波検査などが該当します。いわゆる画像診断などのように数字で結果が返ってくるのではない検査ですね。これらは検査を実施するだけではなく、その結果を読み解いて判断する医師と、結果の説明を可能とする医師がいて初めて行うことが出来る検査です。そのため、こちらのタイプの検査が充実しているかどうかは重要です。

最近では血液検査を充実させることで高額な人間ドックにしているケースがありますが、これらは外部委託で何とでもなってしまう検査です。場合によっては外部の作成した結果報告書を添付するだけという場合もあるでしょう。私ならそんな検査が付加されただけの人間ドックは選びません。

極端な話、そう遠くない将来全て郵送健診で賄ってしまえる可能性もあります。血液検査などはそういった可能性がある検査なのです。

しかしながら最近では人間ドックも新鮮味が薄れてきているのか、そのような検査が加えられることが増えてきています。高額な検査の方が良いものと思いがちですが、必ずしもそうでもないよという感じが私はしています。

節目の人間ドックなどでは奮発して高額な検査を選ぶ方もいますが、私がお勧めするのはいつも一緒で、

毎年継続できるレベルの人間ドック

です。継続的に検査して初めて分かることも多いので、その辺を大切にしてほしいですね。

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