巡回健診の実際について

客観的に見て良い環境とは言い難いものがあります。

大きな会社さんでは当たり前の職場に出張して行う健康診断の事を出張健診と言ったり巡回健診と言ったりします。本当の大手企業さんの場合には丸一日スケジュールを組んで健診会場を維持することもあるでしょう。相当な規模の工場などの場合には数日続けて会場を設営することもあります。

こういった健診は企業側にとってメリットが大きく、短い時間で効率的に健康診断を実施することが出来るのです。さらには医療機関側にもまとまった需要が生じますので安くサービスを提供することが可能になります。その様な意味でWINWINの関係性によって成り立っているのが巡回健診と呼ばれるサービスです。

しかしながら世の中の95%以上は中小企業と言うことをご存知でしょうか。そんな優雅な巡回健診はごく一部であり、実際には過酷な勤務が行われているケースが少なくないようです。

私の職場では5時出勤で夜10時に退勤と言うケースが実際に存在しています。法的にどうなんだという内部の声から2交代制が整備されつつありますが、それでも人手不足が生じると働かざるを得ません。いわゆる長時間労働の温床になりつつある状況にあります。

この辺りは交渉の努力が問われる部分なのだとは思いますが、やはり医療もサービス業である以上は相手方のニーズを無視することはできません。朝8時から健康診断をやりたいと言われたら、それに対応できるようにスケジュールを組むしかないのです。その結果、現場にはかなりの負担を強いることもありますね。

ちなみに健康診断で使用する機材で最も大きなものはX線撮影を行う設備を搭載したバスです。特に胃胸部の撮影に対応したモデルの車は非常に大きく、大型トラックと同じです。正面から見たら大型貨物のトラックと同じに見えます。その様なバスを運転するのですから事故があったら大変です。近年運送業では非常に厳しい健康管理や勤務時間の管理が求められているようですが、実際にはそれ以外の業界でも似たような問題は発生しているようですね。

そんなわけで近年では大型ドライバーのなりても不足しがちです。別の医療機関の話ですが、ロングヘアの若い女性が大型のレントゲン車を運転している様子を街中で見かけることがあるのですがかっこいいなと思います。でも結構苦労しているんだろうなと思うと少し思うところもありますね。巡回健診の場合、移動中のスタッフは結構お眠だったりします。ドライバーは大変ですね。

そんなわけで健診機関では巡回健診のスタッフが給与面では最も恵まれる傾向にあります。

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