医療従事者の紹介に関する相場について

調べるとわかるのですが、紹介相場というものがあります。

よく知られている事実ではありますが、医療従事者はどこでも不足しているという状況で対応に苦慮をしているようです。私の職場でも不足はしていますが、健診業界は給料面ではないメリットに注目して就職を希望する方も多いのでまだ良いほうなのかもしれません。しかし時には不足が深刻になることがあるので「紹介会社」の力に頼ることもあります。

まず、医療機関が求人を何かしらの形で出すと紹介会社は連絡もしていないので様々な提案をしてくるようです。FAXが送られてきたり電話が来たりと採用担当者は大変なようです。看護師の紹介がやはり多いですが、どのようなコメディカルでも対応をしてもらえます。もちろん、医師もその枠組みの中に入ります。

スタッフを募集している医療機関側と、良い職場を探している医療従事者をつなぐ役割という意味では存在意義はあるのでしょう。実際に多数の業者が競争を繰り広げています。

このようなサービスの中で最も相場が高いのは医師です。次いで薬剤師ですが、健診機関に薬剤師は必要ないので二番手に来るのは看護師です。どうしても人手不足の際にはこのような選択肢を頼らざるを得ないという現実もありました。

私の職場では過去4回ほどこの仕組みを活用していますが、組織の一員としてこの仕組みには問題を感じています。なぜなら紹介会社を経由して入ってきた人材は全て1年以内に退職しているからです。業界の問題かもしれませんが、求人が非常に多く、非常に転職しやすい環境の中ではこの仕組みは良くない方向に働いている気がしてなりません。中には長く働く方もいるかもしれませんけどね。

紹介を受ける場合には、想定年収の20~25%ほどを支払うらしいのですが、看護師を雇うならまず間違いなく100万円以上なります。これだけ支払っても半年も働けば退職しても何の保証もありません。現実を知らない現場は一時的にでも人が増えて助かると感じるかもしれませんが、こういったお話を聞くと医療機関側の体力を削る仕組みでしかないような気もしてきます。一時的な人材不足を補う手段としては、とても良いものとは思えません。

どこでもそうだと思いますが、医療機関側の利益となる部分が紹介会社を潤すことにつながるのであれば、その負担は最終的には利用する側に転嫁されるしかありません。そんなわけで最近では多少手間をかけてでも手軽な商会会社は使わない道を選んでいるようです。

そんなことをしなくても人が集まる魅力的な職場になれば良いのかもしれませんが、それができる職場なんて限られていますよね。

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