画像診断の読影の実際について

あまり一般的な言葉ではありませんが・・、

読影という作業が医療の現場にはあります。これはX線写真などを医師が確認し、何かしらの所見がないかを確認する作業のことを言います。

一般的な医療の現場では施設内で担当の専門医が読影をすることになるのが一般的であり、特殊な技量を必要とする画像診断に関してのみ施設の外の医師に依頼をするという仕組みがあると言われています。

しかしながら健診機関では一般の病院に比べて圧倒的に多い数の読影を必要とする仕組みがありますので、施設内の医師だけで全てを確認することが難しい場合もあります。

そのような事情に対応するために遠隔読影サービスというものが存在しています。医師はその技量さえあれば、全国どこにいても読影で仕事をすることが出来る仕組みが存在しており、医師にとっての一つのアルバイト的な位置づけとして読影作業が存在しています。

一般の方が健康診断を行う場合、きっと経験豊富な専門の医師が診てくれていると信じているとは思いますが、上記のような仕組みがありますので注意しておく必要もあるでしょう。

もしも気になるのであれば、以下の点について確認をしてみるとよいかもしれません。

①名前など、読影医の情報について質問をしてみる。

②読影医の勤め先など、所属について質問をしてみる。

③二重読影で対応しているか確認をしてみる。

これらはごく普通の情報開示であると考える方もいるかもしれませんが、質問に対して対応できないのであれば要注意かもしれません。

私の勤め先では数多くの検査が行われていますが、その読影はやはり専門医であるべきと考えていますので大学病院に依頼をしています。そのため、結果が出るまでには一週間以上の時間を必要とします。

最近では結果の速さを重要視する考え方が強くなってきていますが、いくら結果が早かったとしても、専門性のない医師が読影するだけの検査結果と、多少時間がかかったとしても専門医がダブルで確認をする仕組みではどちらが良いと評価されるでしょうか。

早ければ悪くて、遅ければしっかりやっているというわけではもちろんありませんが、どのような仕組みで早いのかという点までをしっかりと確認しておかないと誤解をしてしまうかもしれません。一面だけを見て判断するのは間違いということです。

一般的にこのような読影方法まで詳しく開示している医療機関はないと思いますが、質問に対して丁寧に対応してもらえるのであれば安心できる仕組みがあると考えることが出来るかもしれませんね。

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