インフルエンザと健康診断

毎年10月から12月が実施シーズンかな

私の勤め先でもインフルエンザの予防接種を行っています。病院機能の中で希望する方に対して実施するというのはどこでもやっていることなので驚きもしませんが、数年前から健康診断実施の際に並行して予防接種を行うようになりました。最初はそんなのどうなのかなぁと消極的でしたが、私の予想に反して結構なニーズがありました。かなりの大企業でも職場でのインフルエンザの予防接種を実施しているようです。私の不勉強でした。

そんなわけで今年も1万人前後の方に対して施設外での予防接種を行っています。特定のシーズンに集中しますので実際のところかなり大変です。今年などはインフルエンザワクチンが不足するという報道もあり(結構毎年足りない報道があるのですが・・)、かなり担当者は苦労していたようです。製薬会社も無いものは売れませんので前年実績をもとに平等な配分をします。開業医であればワクチンが切れ次第売り切れで済みますが、健診機関が在庫に限りのあるインフルエンザの予防接種をしようと思うと予約に基づいた管理が必要ですので非常に困難に陥ります。

この予防接種ですが、医療機関側の姿勢も悪いのだと思いますが計画が大雑把なんです。ワクチンの数は限られているのに接種予定人数はいつまで経っても決まりません。健康診断の際に同時に出来るよという案内自体は魅力的なのかもしれませんが、限りある在庫をやりくりするインフルエンザの予防接種の健診同時実施サービスはすこぶる相性が悪いです。特に今年のような年は苦しいですね。

大体毎年100の在庫に対して120の希望があり、実際に終わると90の実績になり、薬屋さんに29を返品して良しとするみたいな感じらしいですが、薬屋さんにとってはたまったもんじゃないでしょうね。今年は絶対返品しない確約を取ったうえで何とか必要数を確保したようですが、予約が予約になっていない状況は困りものです。日本人はこの辺りはもっとしっかりとしているものかと思うのですが、残念なことです。この問題を院内で議論した際、余ったら薬屋に返せばいいじゃんという意見に対して薬屋さんと折衝をする担当者が激怒する一面がありました。

これって何かに似ているなぁと思っていたら飲食店の直前キャンセルや無断キャンセルの問題と共通するものがありました。確かに予防接種をすると言ってワクチンを用意しているのに(品薄の中で)、実際に準備していくと無断キャンセルがありますね。まぁ、ワクチンはしばらくは他に回せますが、食材はダメになってしまうので飲食店の方が切実ですね。本日結婚記念日の予約を入れようと思ったら、前日のキャンセルは全額お支払い頂きますと書かれていました。医療機関でもこれ出来るかな・・?まだ出来ないだろうなぁ・・。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする