今年のインフルエンザワクチンの現実

正直よくわかりません。

毎年のことなのでそういう仕組みなのかもしれませんが、インフルエンザワクチンについてはどうなるのかが医療機関でもわからないというのが実情です。

健診機関は健康診断を提供している企業等に、要望に応じてワクチンの接種などの対応をしているのですが、毎年10~12月にインフルエンザの予防接種を行う仕組みがあります。

もう9月も後半ですので、気の早い企業の担当者は明確にいついつに行いたいという希望を出してきており、健診機関としてもスケジュールを立て始めています。しかしながら恐ろしいことに、肝心のワクチンがいつどれくらいの量入手できるかがいまだにわかりません。

これは全国的な話なのか、私の環境だけの話なのかは分かりませんが、たぶん全国的な話であろうと言われています。

実は厚生労働省の出している医療に以下のものがあるのですが、

資料2

ここを読む限りでは不足が起きなさそうなことが8月31日現在の情報として書かれています。

しかしながら同時に医療機関には必要なだけの確保を要請するとか、13歳以上は原則一回の接種にするなど数の不足を感じさせる情報もちりばめられています。

現実はというと、私の職場では例年通りの数の確保は難しく、大体8割くらいになりそうであるという情報が届けられているような状態になっています。結構な大問題ですよね、これは。

私は担当者ではありませんので情報が直接耳に入るわけではありませんが、こんな話が今飛び交っています。そんなわけで初回のインフルエンザワクチンの入荷スケジュールも見えない状況の中で準備を進めている次第です。

ワクチンが足りないということがわかるとパニックが起こることでも心配しているのかもしれませんが、無いなら無いではっきりしないと対策の立てようもありません。こんな状況は例年発生しており、最終的には余って薬屋に返品するというのが落ちになっています。

こんなことをしているから毎年のように騒ぎになるのかもしれませんが、数に限りのあるものですので必要な場所に必要なだけ割り振る良い方法を検討しなければならないかもしれません。

個人的には健診機関が企業を対象に行うのはどうかとも思ったりします。どんなにスケジュールを立てても絶対に予定した通りには行きませんし、必ずと言ってよいほど余剰が出ます。そんな時に、このワクチンを必要としていた別の誰かの存在を考えてしまうのです。

全て出張ではなく施設での接種として、不足するところに速やかに移動させる仕組みがあればもっと無駄がなくなるような気もしますね。何も瑕疵がなくても一定の確率でトラブルは生じます。そんな時に必要な対応がとれるかどうかも重要だと思うのです。

そんなことを思ってもビジネスですので、今年も企業向けにインフルエンザの予防接種を行い、また余ったワクチンを無駄にしてしまうのだろうな・・と近い将来を想っています。

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