インフルエンザ対策とサービス業

猛威を振るっていますね。

今年のインフルエンザはかなり影響が強く、予防接種をした人でもバタバタ倒れています。効果があったのかなかったのかよくわかりませんが、こうなってくると不安になるのが接客業でしょう。

健康診断の現場も接客業と同じ仕組みがあり、外から来る不特定多数の受診者とやり取りをしなければなりません。そのため、インフルエンザに対して無力と分かってはいると思うのですが、マスクの着用を推奨しています。世の中にはイメージの関係でマスクをつけての接客を禁止するというサービス業も多いようですが、医療機関としては着用が推奨されている感じです。

ちなみに健診の窓口ではインフルエンザの治療は担当外なのですが、何だか怪しい状況の人が来ることがあるのだそうです。

あれ、この人インフルエンザかな?

そう思ったからと言ってルールがなければ受付窓口では何にもできません。治療を要求すれば窓口が違うと言えばよいのですが、怪しい人が咳き込みながら人間ドックは今日しか受けられないんだ!と言ったらどうすれば良いのでしょうか。そんな悲鳴が現場から上がっていました。

私はこの答えを明確に知りません。とりあえずセルフサービスで体温を測っていただき、場合によっては人間ドックではなく病院受診に切り替えてもらうのが一つの方法かもしれませんね。体調不良の時に検査をしても良い情報は得られないので、しっかり治してまた来てね!と、こんな感じです。

これで済めば良いのですが、納得しない人もいるとかいないとか。その日しか受けられないというのは色々な事情があるのだと思いますが、その影響で他の多くの方が感染のリスクに曝されるならあらかじめルールが必要になるでしょう。モラルの問題かもしれませんが、現場の問題の一つですね。

インフルエンザの感染が疑われる症状がある方につきましては、当日の受診をお断りする場合がございます。

こんな案内を出さないとダメな日が来るのかもしれませんね。病院でこの掲示はおかしいかもしれませんが、隔離して検査できないのですから仕方ないですね。

個人的には安心して健康診断、人間ドックを受けるためには感染が疑われる方はお断りすべきと思っていますが、こういった対応を実際にしているお店って見たことないです。基本的には信用して受け入れているのでしょう。

ちなみにシーズンオフの時期はちょっと風邪ひいたのでキャンセルしたいですという電話も珍しいことではなく、それが繁忙期だと振り替えもできずにトラブルになるということもあります。機会損失も無視できない場合があり、現場管理の方の心労につながっていることでしょう。

ちなみに治療の場では感染性の病気の場合にはちゃんと隔離して対応します。可能な限りの院内感染リスクの低減に努めます。しかしながら人間ドックや健康診断は予防医学であり、健康な方が来るのを前提に設計されています。病気の方を分けて検査する仕組みそのものが想定外なので勘弁してくださいな。

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