文系の人の医療的知識の覚え方

英単語のように覚えている・・

私はそう感じることがあります。健診機関に就職をするのに特別な資格は必要ありません。勿論、健診スタッフとして就職するのであれば何かしらの医療免許が必要になりますが、事務スタッフとして就職する際には必ずしも医療知識が必要になるわけではないのです。

よく誤解されていることではありますが、医療事務の知識ですら必須ではありません。それよりもむしろ、医療機関側の都合に合わせて働くことが出来るかどうかの方が重要な要素であると言えます。

しかしながらそのように就職してきた方であっても、健診機関で働く以上は医療の世界の住民です。必要な知識は身に着けて頂かなければなりませんし、覚えることは非常に多いものです。実際に行う仕事によっても覚えるべき知識には違いがありますが、勉強は欠かせません。これはどんな世界でもそうですよね。

ただ、基礎的な知識を持たずに就職する方の大半は医療的な知識の基礎がありませんのでどうしても丸暗記のような覚え方をする方が多く、言葉を知ってはいるけれど、それを自分の言葉で説明することが出来ないというタイプの人が多いような気がします。

例えば健診事務の中でも予約を担当する職員として従事する方は、仕事上どうしても検査に関する知識を身に着けることになります。一般の方では知らないような検査項目を詳しく覚えていくことになるでしょう。そうでなければ仕事をすることが出来ないのです。

ただ、そんな彼女たちに検査の説明を求めると、急にたどたどしくなってしまうということも少なくありません。そこには基礎的な医療の知識がなく、あくまでも必要に迫られて身に着けた知識であるということが色濃く反映されています。英単語のように、その名称と最低限の意味について表面的に覚えているという意味ではそのような印象を受けるものです。

ただ私は、そんな事務の方の知識というものが健診機関にとって重要なものであるということはよく理解しています。それは健診機関としての仕事の中で必要不可欠な契約上の知識を身に着けているからです。その検査がいくらなのか、という側面での知識は検査の現場にいる人ほど理解していないことがありますので、事務系のスタッフとは補完関係にあります。

時に事務スタッフは医療の世界では裏方に回ることが多いのですが、医療の世界で仕事を報酬に変えていく作業においてはしっかりと専門性を発揮するという点を評価されるべきだと思っています。

これから健診の世界で働こうと考えている人には、どのような分野で関与することになったとしても、自信を持って頂ければと思っています。

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