健康食品の是非について

健康食品は好みに合わせてどうぞ

健康をテーマに扱う仕事をしていると話題になることが多いのが健康食品と言われる食品の話です。残念ながら医療機関と言う立場で健康食品を販売することはありませんので、あくまでも自分の体験に基づいて話をすることになります。そう言えば時にサンプリングで配布することもありますが、健康食品に対して医療機関が関与するのは過度な期待を持たせることになるのであまり行いたくないというのが私の所属先の医師の考え方でした。

私も医療の世界に入るまでは良く知らなかったのですが、医の世界も一枚岩ではありません。医師によって考え方の基準と言うか信じているものが違うのです。もっと直接的に言ってしまえば医師によって言うことがバラバラです。そのため複数の医師の意見を聞いて総合的に判断しようとすると混乱してしまうことも多いでしょう。私が実際そうでした。

専門分野に限って言えば、その医師の発言はかなり深いものがありますが、専門分野から外れれば外れる程、医師であってもそれほど特別な知識を持ってはいません。その様な事情があることを知ったうえで医師の発言を聞いていくと如何に多様な考え方が存在しているかがわかります。そんな医師の中で積極的に健康食品を推奨したり否定したりする話を私は聞いたことがありません。そんな位置付けになっているみたいです。

実際私も健康食品の類は好きなので試すことは多いですが、効果を実感することはありませんね。私は息をしているだけで太る体質なのでダイエット系のものに興味関心がありますが、過去一度も効果を感じたことはありません。継続は力なりと言うことは理解していますが、健康食品よりもむしろ運動習慣の方が定着するようになりました。

宣伝手法が面白く作られているものが多いので興味関心は持つのですが、どんどん新しいものが出てくるので続かないんですよね。私の場合は身近な医師が推奨している普段の食事の中で積極的に摂取できるように工夫していくのが良いという考え方に賛同していますので、可能な限り欲しい栄養素が含まれている食品を食べるようにしています。有効成分だけをピンポイントに摂取することが必ずしも効果的であるとは言えないようで、人間の体の複雑さが感じられますね。

結局、何でもバランスよくしっかり食べましょうというのが結論になってしまいます。栄養士さんが良く使う言葉ですよね。最近流行りの炭水化物ダイエットも糖尿病の専門の医師が10年以上前に提唱して一人で実施していたケースを知っています。当時は怪しげでしたが、最近は当たり前に行われているのを知りました。今は怪しげでも将来のスタンダードになるものもあるかもしれませんね。

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