世の中で提出を求められる健康診断書に意味なんてあるのでしょうか?

健康診断の結果持ってきてください。

そんなことを言われた経験が誰でもあると思います。就職の際に必要になることもありますし、様々な登録に必要になるケースもあります。保険に入るときに示す必要がある場合もあるでしょう。しかしながら、その際に求められる検査項目を確認すると、非常に少ない項目であるというのが目立ちます。

私は最近夫婦でとある登録に行った経験があるのですが、その際に健康診断結果の提出を求められました。どんな項目が必要なのかなと思って確認してみると、非常に薄い内容でびっくりしたものです。

薄い内容というのは、いわゆる法定項目というやつです。

1 既往症及び業務歴の調査
2 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
3 身長、体重、視力及び聴力の検査
4 胸部エックス線検査及び喀痰検査(喀痰検査は、医師が必要を認めない時は、省略できる。
5 血圧の検査
6 貧血検査
7 肝機能検査
8 血中脂質検査
9 血糖検査
10尿検査
11心電図検査

こんな内容でいいのかなと強く思いましたが、向こうがそれで良いならそれでよしとすることにしました。詳しい結果を提出しても条件が悪くなることはあってもよくなることはないのですから。人間ドックの結果を提出したりすれば、大抵どこかに異常が見つかるものです。内容が薄い方が健康に見えるのは間違いありません。

実は提出を求められる健康診断の結果については、提出先に関係なくかなりの割合で法定項目だけでOKとなっています。少なくとも私の知る限りではそんな感じでした。

学生さんなどが外部実習などで施設というに入る場合には感染症対策として感染症の検査や腸内細菌の保険の有無を調べる検査が求められることがありますが、それ以外では大抵職場の定期健康診断程度の内容が求められます。

これって何のために聞いているんだろうといつも思います。

勿論無駄ではありません。そこで確認できる病気もありますから意味がないわけではないのです。しかし、何かを判断するための書類としてはいかに不十分であるかを強く感じさせられます。

私は以前生命保険や医療保険に入ったことがあるのですが、この時に提出した健康診断の書類もそれほど内容の充実したものではありませんでした。正直なところ、そんなん尾で何を確認したことになるんだろうと思います。勿論保険会社には別途申告があって、虚偽があれば保険金が支払われないなどの約款がありますけどね。

そんなわけで思うのですが、一般的な健康診断書の提出の大半は儀式なんだと思います。あまり深入りしすぎては様々な問題を引き起こしてしまい、時には差別と判断されることもあるでしょう。そこで健康管理の義務として法制度化されている健康診断の項目を基準にしているのかもしれませんね。

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