外国人と健康診断の関係

中国人観光客を誘致しませんか?

一昔前の話ですが、ある業者さんが私の職場向けにこのような話を持ち込んできました。そうですね、まだ爆買いというキーワードが人気だったころの話です。医療機関には関係ないと思っていたのですが、どうやら中国人富裕層の間では日本での様々なサービスに需要があるらしく、医療にもその興味のまなざしが広がってきている様でした。

その業者さんは随分と熱心に説明をしてくれており、病院の役員の間でも興味関心を持つ人が増えてきていましたが、私は最終的には反対をしました。今の状況を考えると結局正解だったのかなと思いますが、私が反対した理由は中国人観光客の日本の様々なサービスへの需要が一過性のものであるということよりもむしろ、しっかりとしたサービスの提供はできないんじゃないのかと言う点にありました。

具体的には・・・

旅行中に人間ドックを受けて、結果が出るまでどれだけ待たせるの?

旅行中に何かが見つかったとして、どうするの?

すぐに治療をする場合、保険はどうするの?

中国語でのサービス対応はできるの?

継続的に受けることが出来ない中でどこまで責任を持った診断が出来るの?

中国語翻訳サービスを加えたとして、コスト的に魅力あるサービスに出来るの?

などなど☆彡

考える程に問題点が出てくるという状況に経営陣も面倒になったようでお流れになりました。そもそも需要が全く読めないので判断しかねる案件だったと感じます。もしやっていたらどうなっていたのかな。少なくとも儲かるようなことは無かったのではないかと思います。

そんな私の所属先も外国人のお客様は大勢いらっしゃいます。いわゆる外国人労働者の皆さまです。最近では産業の現場にも大勢の外国人がいるのが珍しくなくなってきています。いわゆる外国人技能実習生制度が盛んに行われるようになってきたこともあり、本当に増えてきました。

以前は外国人労働者と言うと中国人が多かったような気がしますが、最近ではベトナム人やインドネシア人、タイ人などが増えてきているように思います。東南アジア圏の外国人労働者は本当に増えてきました。これらの国の言葉で書かれた資料の準備も必須になってきていますし、かなり対応には苦慮しています。翻訳会社に外注していますが、こんな言葉あるのかな?と感じるものも少なくありませんので、翻訳の品質も怪しいなと感じます。それでも健康診断は何とか進められています。物づくりの現場は外国人が普通にいる世の中になってきているのかもしれませんね。

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