画像診断に使った写真に需要はあるのか

MRIの写真なんかはかっこよく見えるのでしょうか?

先日、あるデザイナー関係の催し物で変わったものを見かけました。それはある若手デザイナーが作った家具のようなものだったのですが、そこに人体の断面図のようなものが描かれていたのです。

描かれていたというか、私にはMRIで撮影した画像を焼き付けたドライフィルムにしか見えなかったのですが、頭部の断面画像(いわゆる脳ドックの画像)をそのままテーブルの模様としてデザインの素材にしている様でした。

私にはその手のセンスがないので正直に言って悪趣味に感じましたが、これが良いと感じるセンスもあるようです。Tシャツにどくろが付いているデザインなんかもよく見ますし、人の感性はそれぞれでしょうね。

そんなわけで思ったのが、画像診断に使う画像って需要があるのかな?と言うことです。かつてはX線写真などは一品物であり、貸すことはあっても渡せるものではありませんでした。今の若い方にはわからないかもしれませんがフィルム写真のネガを渡すようなものです。最近はデジタル撮影が標準ですのでCDで提供することが多くなりましたので随分と変わったものです。

そんな現在でも画像を焼き付けたフィルムの需要と言うものがあって、稀に買い取っていく方がいるのです。買取と言うのは焼き付けるフィルムの対価を支払って頂くという意味です。検査で撮影した画像は専用のフィルムに焼き付けるのが現物にする方法なのですが、そのフィルムは結構高価です。そしてリサイクルできるものではありませんので、貸し出しではなく買取をしてもらうのです。

実は検査スタッフの中からその様な画像フィルムを販売するという提案が出てきて驚いたのですが、実際にそのようなことをしている医療機関があるようですね。自分自身の画像診断のための写真を買い取ることが出来る医療機関があるのです。もちろん自分で何かに役立てることはできないでしょうから記念品としてでしょうね。私がデザイナーの作品として目にしたのもそうして買い取られたドライフィルムなんだろうなと思ってみていました。

実際にインターネットで検索をしてみると、フィルム原価+αで写真を販売している医療機関は結構見つかりました。最初にこの需要に気づいた医療機関の方は目の付け所がおかしいなとは思いましたが、面白い発想ではあります。知る権利と言いますか、セカンドオピニオンにも使えると考えて購入しているのかもしれませんね。なお、データならただで渡すケースもおいんですけどね・・?

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