結局は医者の力が重要なのかも

近くの大病院にふらりと行ったら・・

インフルエンザの予防接種を受け付けていました。本日の予防接種という看板と時間がありましたのでやっているのでしょう。ちょっとした衝撃でした。

地域を代表する大病院だからということがあるのかもしれませんが、場末の健診機関には売ってもらうどころか納期も数もはっきりと教えてくれないインフルエンザのワクチンが少し離れた場所にある大病院では普通に取り扱われているという状況にやや衝撃を受けたのです。

でもよくよく考えれば当然のことかもしれません。薬品を取り扱う企業にとって一般の病院、それも大病院であれば毎日のように大量の薬品を消費しますし、様々な種類の薬品を買い取ってくれる非常に重要な商売相手です。

もし私が医薬品を取り扱う商社の職員だったら、毎日大量に商品を消費してくれるお客さんと、たまーにしか買ってくれないお客さんであれば対応にも差をつけてしまいます。当たり前の話ですね。

健診機関は医療機関とは言いますが、購入するものには限りがあります。例えば胃カメラで使用する局部麻酔のキシロカインなどを購入しますが、大した量ではありません。他にも胃X線検査の際に利用するバリウムや、バリウムを飲んだ後で手渡すことになる緩下剤などを購入するくらいでしょうか。

あのバリウムは実際には結構高額なものです。100g当たり1000円以上することもあって高級な牛肉にも負けない値段がします。これだけは一般の病院よりもたくさん買っているかもしれませんね。

しかしながら取引の総額としては健診機関の消費など大したものではありません。そんなわけで後回しにされているのかもしれませんね。

比較的すんなり購入できる年の場合には、割と積極的にワクチンを持ってきています。どうやらほかの医療機関に比べて高く売ることが出来る様で、ワクチンが豊富にある年には重要な顧客になるようです。

いずれにしても医薬品の商社にとって大きな影響力を持つのは医師のようです。医師が顧客として大きな存在であれば大きな存在であるほど、商社の担当者への影響力を強く持ちます。私の職場には他の大きな病院から転職した経歴を持つ方がいますが、やはり大規模に臨床を行っている病院と健診機関では同じ交渉でもうまくいかないことが増えたと言っていました。

結局のところは顧客としてどれだけ重要な存在であるのかということが関連しているのかもしれませんね。商社の側も対応に差をつけているつもりはないのだと思いますが、やはり違いを感じてしまうなにかはあるようです。

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